日経テクノロジーオンライン

演習で学ぶ「ベーシック公差設計」

図面改善の勘所

2013/04/30 12:35

お申し込み受付は終了しました

※当日受付を承ります。直接会場にお越しください。

部品の形状や寸法などのバラつき範囲を規制する「公差」。適切な公差の設定は、製品の品質とコストを高い次元でバランスさせるためには不可欠なものです。ところが、多くの企業でこの公差の「質」がいつの間にか低下しています。開発期間の短縮や流用設計の増加など、その要因はさまざまですが、既存の類似図面で設定されていた公差をそのまま使うなど、公差をしっかりと計算する機会がなくなってきているのです。

そのため、既存の公差設定が厳しすぎたり、緩すぎたりしていないかを見直したり、開発プロセスの中で誰がどのタイミングで公差を設定、検証していくのかを明確にしたりといった取り組みが広がっています。類似製品だからといって、公差がそのまま使えるとは限りません。しかも、加工技術は日々進化し、実現できる加工精度のレベルも変化しています。海外での生産や調達も増えた現在、改めて公差設計に取り組む必要性が増しています。

ものづくり塾では、演習を交えながら、公差設計の考え方や公差の計算・評価などの具体的な進め方について学び、実際の設計業務に適用できる基礎的な力を身に付けます。

※本セミナーの予習/復習用として、公差の一般知識や公差設計の基礎知識を学べるeラーニング「公差設計・超入門」や、書籍「公差設計入門」をご用意しております。

概要

日時:2013年05月24日(金)10:00~17:00(開場09:30)予定
会場:Learning Square新橋 4F (東京・新橋)
主催:日経ものづくり

受講料(税込み)

  • 一般価格48,000円
  • 日経ものづくり読者価格39,000円
  • 一般価格には、「日経ものづくり購読(1年12冊)」が含まれます。ご送本開始はセミナー開催後になります。
  • 日経ものづくり定期購読者は、「読者価格」でお申し込みいただけます。
  • ※受講料には、昼食は含まれておりません。
  • ※一般価格に含む「日経ものづくり購読」を登録させていただく方には、日経ものづくりNEWSを配信設定いたします。
  • ※満席になり次第、申込受付を締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。

講師紹介

栗山 弘 氏 (くりやま ひろし)

プラーナー 会長

セイコーエプソンにて25年間、開発・設計部門に勤務。2001年に能力開発を支援するプラーナーを設立。信州大学工学部 非常勤講師、および3次元設計能力検定協会 理事なども務める。
「日経ものづくり」の2008年1~3月号で連載コラム「ベーシック公差設計」を執筆。著書に「公差設計入門」(日経BP)がある。

プログラム詳細

10:00 - 12:10

正しい公差設計/解析で実現する競争力

激しさを増す国際競争の中、高い精度や品質だけでなく、低いコストも同時に満たすために不可欠なのが、設計者の意図と製造上の条件とを総合的に考え、最適なバランスとなるように公差を設定する「公差設計/解析」です。ところが現在、多くの企業において、過去の類似部品の公差をそのまま利用したり、KKD(勘と経験と度胸)で公差を設定したりというのが実態となっています。公差設計/解析をきちんと実施するとはどのようなことか、それによってどのようなメリットが得られるのか――を、図面に寸法を記入する際の注意点を含めて解説します。

昼休憩(12:10 - 13:00)

13:00 - 17:00

互換性の方法と不完全互換性の方法

各部品の公差が、アセンブリのばらつきとしてどのように表れるのかを計算する方法として、最悪状態を考える「互換性の方法」と統計的に考える「不完全互換性の方法」があります。
それぞれの計算方法が持つ意味や適用範囲、計算の手順について解説します。また基礎演習として、簡単な例題で二つの手法を使った手計算を各自で実施し、計算手法を習得するとともに、手法の違いを実感していただきます。

工程能力指数(Cp, Cpk)と不良率

工程能力とは、与えられた標準通りの作業が行われたとき、その工程で製造される品物の品質特性が、規格をどの程度満足しているかを図る尺度のことです。設計者が設定する公差が、製造側の工程能力に合致したものであるかどうかが重要となります。全く同じ公差設定でも、工程能力指数によって、完成品の不良率は大きく異なってくるからです。
公差設計/解析における工程能力指数の取り扱い方、工程能力指数が完成品の品質に与える影響、各部品の工程能力に応じた公差設定の方法などを解説します。 さらに、公差と不良率の関係についても、2つの例題を用いて解説します。

事例による公差設計の総合演習

実践的な演習事例を使って、1グループ3名で公差設計を実践していただきます。グループで討論しながら計算し、発表することで理解度を確認するとともに、公差設計が実際の設計業務の中でどう活用されるのかを体験していただきます。部品に設定された公差からアセンブリのばらつきおよび不良率を計算し、その結果をもとに、この図面で量産を開始するか否か、その理由、改善策は?等を議論していただく実習となります。

  • ※途中、昼休憩と午後の小休憩が入ります。
  • ※講演時刻等、随時更新いたします。また、プログラムは変更になる場合があります。あらかじめご了承願います。

お申し込み受付は終了しました

※当日受付を承ります。直接会場にお越しください。

■受講料のお支払い:
お支払い方法が「請求書」の方は、後日、受講券・請求書をご郵送いたします。
ご入金は銀行振込でお願いいたします。なお、振込手数料はお客様のご負担となりますので、あらかじめご了承ください。
「クレジットカード支払」の方には、受講券のみをお送りいたします。
■お申し込み後のキャンセルおよび欠席:
お申し込み後のキャンセル、ご送金後の返金はお受けいたしかねます。代理の方が出席くださいますようお願いいたします。
■最少開催人員:
15名。参加申込人数が最少開催人員に達しない場合は、開催を中止させていただくことがあります。