日経テクノロジーオンライン

Liイオン2次電池の現状と課題、今後の開発の方向性

基本から理解するLiイオン2次電池

2013/04/24 18:29

お申し込み受付は終了しました

※当日受付を承ります。直接会場にお越しください。

Liイオン2次電池が今、大きく変わろうとしています。これまでは携帯機器での利用が中心でしたが、これからは電動車両や家庭用蓄電池での利用にも期待が高まっています。新たな用途を見据え、Liイオン2次電池や充電制御回路技術も、進化を続けています。

今後は、従来の電池関連事業のみならず、幅広い種類の民生機器や自動車、建築、医療など各種の事業領域で、Liイオン2次電池の基礎についての理解が求められることになりそうです。

本セミナーでは、Liイオン2次電池の基本から制御の仕方まで全体像を把握できるように、単なる技術的な話にとどまらず、その背景にある開発に対する考え方や取り組み方も解説します。講義では、Liイオン2次電池の動作原理や材料、開発・製造方法、電池の性能および信頼性を高めるためのポイント、ビジネス動向、性能の将来展望を示します。

Liイオン2次電池の基礎を学びたい方、最新動向や業界が抱えている課題を整理したい方、開発の方向性を検討している方、電池事業の戦略を立案している方などを対象に、講演を行います。(毎回、大人気の講演となっておりますので、お早めの申し込みをおすすめ致します)

概要

日時:2013年06月06日(木)10:00~17:00(開場09:30)予定
会場:化学会館 7F (東京・お茶の水)
主催:日経エレクトロニクス

受講料(税込み)

  • 一般価格49,800円
  • 日経エレクトロニクス読者価格41,800円
  • 一般価格には「日経エレクトロニクスDigital版セット購読(最新号1冊+1年26冊)」が含まれます。 ご送本開始は開催後になります。
  • 日経エレクトロニクス(雑誌、Digital版、Digital版セット)定期購読者は、NE読者価格でお申し込みいただけます。
  • 日経エレクトロニクスPremium定期購読者は、Premium読者価格(一般価格の50%割引)で受講いただけます。
  • ※受講料には、昼食は含まれておりません。
  • ※一般価格に含む日経エレクトロニクス購読をご登録させていただく方には、NEニュース配信を設定いたします。
  • ※満席になり次第、申込受付を締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。

講師紹介

西 美緒 氏 (にし よしお)

元ソニー 業務執行役員上席常務

1966年、慶應義塾大学 工学部応用化学科卒業。同年、ソニー入社、中央研究所にて燃料電池を研究開発。その後、音響材料の研究開発を経て、1986年から中央研究所でLiイオン2次電池の研究開発に従事。バッテリー事業本部、ソニー・エナジーテックでLiイオン2次電池の開発、製造立ち上げなどを行い、世界で初めて商品化。Liイオン・ポリマー2次電池も商品化。ソニー・エナジーテック専務取締役。1997年にソニー執行役員常務/コーポレート・リサーチ・フェロー、2003年に業務執行役員上席常務に就任。その間、西研究所所長、マテリアル研究所長、CTO(マテリアル担当)などを歴任。2005年6月、ソニー顧問。2006年、同社退社。社友、現在に至る。2008年、アルゴグラフィックス監査役。これまでに、電気化学会 副会長、日本金属学会 評議員、電気化学会・電池技術委員会 副委員長などを務める。
Liイオン2次電池の実用化で、電気化学協会 技術賞、米Electrochemical SocietyのTechnical Award、加藤記念賞、市村賞、バクテリア・セルロースの実用化で日本農芸化学会 技術賞を受賞。
著書に、『スピーカーと新素材(冬樹社)』、『キーテクロジー電池(共著、丸善)』、『リチウムイオン二次電池の話(裳華房)』、『導電性ポリマー技術の最新動向(共著、東レリサーチセンター)』がある。

プログラム詳細

10:00 - 17:00

Liイオン2次電池の応用/市場/企業動向

この20年間、Liイオン2次電池の応用は、カメラなどの家電やパソコン、ゲーム機、計測器といった携帯機器からハイブリッド車、電気自動車、定置型蓄電池などへと拡大しています。しかし、決して順調に発展したわけではありません。開発にどう取り組んだのか、仕様はどう決めたのか、どのような条件がそろったときに用途や市場が広がったのか、牽引した企業は何をやったのかを解説します。

Liイオン2次電池の種類と仕様 ~変遷の過程と背景

現在実用化されている主な2次電池には、鉛蓄電池、NiCd電池、Ni水素電池、Liイオン電池、Liイオン・ポリマー電池があります。まず、これらの違いを簡単に示します。

Liイオン2次電池やLiイオン・ポリマー2次電池について、動作原理や電解質(非水電解液、高分子ゲル電解質)、電極材料、形状(円筒形、角型、シート状、電気自動車用大型、定置型など)、性能などを説明します。用途を広げるために、どのように材料や形状、仕様が変化してきたのかを明確にします。また、技術は多様化と収束を繰り返してきましたが、その理由を示します。電池メーカーによる材料選択などの違いがもたらすメーカー間の差異についても例示します。

これらの考察によって、Liイオン2次電池の変遷の背景を明確にし、Liイオン2次電池の全体像と基本技術、ビジネスのあり方を把握できるようにします。若手も、これからの新技術、新製品開発に取り組みやすいようにします。

 ・電池の種類 ~化学電池、物理電池、1次電池、2次電池、
  リザーブ電池、燃料電池
 ・2次電池の種類 ~鉛電池、NiCd2次電池、Ni水素2次電池、
  Liイオン2次電池(非水電解液、高分子ゲル電解質)、その他
 ・Liイオン2次電池の特徴と仕様、性能
 ・これまでの開発の経緯

電池の開発(新しい電池の設計・開発の仕方)

Liイオン2次電池の開発のカギは、材料が握っています。材料開発の手法と、開発した材料の評価方法を解説します。次に、その材料を利用した電池の開発方法、設計方法を説明します。

 ・材料開発の手法
 ・新しい電池の評価方法

電池の製造工程と工場

設計したLiイオン2次電池の製造方法/製造工程、工場建設/運営のポイントを示します。

 ・製造方法
 ・工場建設/運営のポイント

Liイオン2次電池の課題/目標と今後の開発の方向性

Liイオン2次電池の主要課題は現在、安全性・信頼性、エネルギー密度の向上、大型化技術の三つです。それをどう解決していくべきか、技術と製品の開発の方向性を示します。

また、業界の課題として、材料メーカーとの連携、電池を使用する機器側技術者との交流、電気自動車/定置型などの新規応用分野開拓のための材料/技術開発、標準化などが問題として挙げられます。また、国際競争力を確保するためには、提携や特許の戦略が必要でしょう。これらについて論じます。

 ・Liイオン2次電池の主要課題
 ・今後の市場展開とそれに応えるための技術開発

Q&A(現場の疑問に答える)

今回のテーマに関係する現場の問題や日ごろ感じている疑問などに、講師が回答します。

  • ※途中、昼休憩と午後の小休憩が入ります。
  • ※講演時刻等、随時更新いたします。また、プログラムは変更になる場合があります。あらかじめご了承願います。

お申し込み受付は終了しました

※当日受付を承ります。直接会場にお越しください。

■E-mailアドレス:
お申し込みにはE-mailアドレス(携帯電話不可)が必要です。
■受講料のお支払い:
お支払方法が「請求書」の方には、後日、受講券・請求書を郵送いたします。
ご入金は銀行振込でお願いいたします。なお、振込手数料はお客様のご負担となりますのであらかじめご了承ください。
「クレジットカード支払」の方には、受講券のみお送りします。
■お申し込み後のキャンセルおよび欠席:
お申し込み後のキャンセル、ご送金後の返金はお受けいたしかねます。代理の方が出席くださいますようお願いいたします。
■最少開催人員:
20名。参加申込人数が最少開催人員に達しない場合は、開催を中止させていただくことがあります。