日経テクノロジーオンライン

次世代自動車R&D戦略研究会

Next Generation Car R&D Strategy Seminar
~部品メーカーが10年先に勝ち残る技術戦略を構築する~

2013/03/19 18:37

お申し込み受付は終了しました

※当日受付を承ります。直接会場にお越しください。

為替レートが円安に振れ、日本の自動車業界は急速に業績を回復させている。しかしその陰で、技術基盤の維持・向上には危機が忍び寄っている。少子高齢化とデフレ不況による国内市場の縮小に加え、長く続いた円高に起因する海外生産の増加で、国内生産台数は減少を続けており、しかも、国内で生産する車種でさえ、コスト削減のため海外部品比率が高まっている。

このため、完成車メーカー、一次部品メーカーは国際競争力を維持しているものの、二次以下の部品メーカーの国内生産量は減り続けており、弱体化が静かに進行している。

今後、クルマのエレクトロニクス化が急速に進行することが予測されるが、特に搭載が広がるとみられる先進ドライバー支援システム(ADAS)の開発において、部品メーカーにはシステムの開発・供給が求められるようになってきており、こうした要求に応えられる開発能力が求められる。

このように周囲の環境が厳しさを増す中で、部品メーカーはどのようにR&D戦略を構築していけばいいのか。

この研究会では、多方面の専門家の講演とディスカッションを通して、進路を探っていく。


【第1回】これから起こる環境変化が自動車産業にもたらす影響
【第2回】日本の自動車産業が置かれている状況と、世界の自動車市場の動向
【第3回】エレクトロニクスが自動車製造のルールを変える
【第4回】世界の巨大市場とどう向き合うか
【第5回】クルマのパワートレーン革新の行方
【第6回】モジュール化が変える世界のクルマづくり

成果目標
世界の自動車業界をめぐって、これからどのような環境変化が起こるのかを把握できます。また、「市場の新興国シフト」「エレクトロニクス化」「パワートレーンの電動化」「モジュール化」という世界の自動車業界で起こっている大きな構造変化が何をもたらすのかを、内外の専門家の講演・ディスカッションを通して肌で感じることができ、これからのR&D戦略構築の指針が得られます。

概要

日時:2013年
04月23日(火)05月27日(月)06月24日(月)
07月26日(金)08月26日(月)、09月24日(火)

各13:00~17:00(開場12:30)予定
会場:Learning Square新橋 4F (東京・新橋)
主催:日経Automotive Technology

受講料(税込み)

  • 全6回
     一般価格300,000円
  •  日経Automotive Technology読者価格260,000円

 ※各回ごとに、代理受講いただくことも可能です。
※講演者の承諾を得られた講演資料は、全6回終了後にPDF形式などでまとめたデジタルファイルにてご提供いたします。

  • 1回のみ
     一般価格
    65,000円
  •  日経Automotive Technology読者価格56,000円
  • ■一般価格には、「日経Automotive Technology購読(最新号1冊+1年6冊)」が含まれます。ご送本開始は開催後になります。
  • ■日経Automotive Technology定期購読者は、読者価格でお申し込みいただけます。
  • ■業務の都合などでご欠席の場合、開催日以降に配布資料をお送りします。
  • ※一般価格に含む日経Automotive Technologyをご登録させていただく方には、ニュース配信を設定いたします。
  • ※満席になり次第、申込受付を締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。

プログラム詳細

【第6回】09月24日(火)

モジュール化が変える世界のクルマづくり

13:00-14:00

グローバル・メーカーのモジュール戦略
Platform Strategies of Global Automotive Manufacturers

オーストリアEFS Business Consulting社
President

Truls Thorstensen 氏

EFS社は、オーストリアに本拠を置く自動車技術・市場専門のコンサルティング会社である。このセッションでは、欧州メーカーのモジュール化の動向に詳しい同社CEOのTruls Thorstensen氏が、
(1) モジュール戦略とは何か、プラットフォーム戦略との違い
(2) モジュール化の経緯と背景
(3) モジュール化の例とメーカーの戦略
(4) モジュール化が市場、製品、開発、生産に与える影響
(5) 製品の多様化と量産規模の拡大を両立するためのアプローチ
(6) モジュール戦略を成功させるために重要な指標
--などについて語る。

14:00 - 14:50

参加者とのQ&A

進行:日経Automotive Technology編集長

鶴原 吉郎

休憩(14:50 - 15:10)

15:10 - 16:10

Faureciaにおける、部品の標準化とモジュール化

フォルシア・ジャパン
シートエンジニアリング ディレクター

杉山 幸久 氏

これまで長い期間にわたって、欧州の完成車メーカーと大手部品メーカーは、量産効果によるコスト削減と、顧客個別のニーズに対応するという相反するニーズに効率的に対応するための手段として、プラットフォームの共通化と部品のモジュール化に取り組んできた。この講演では、Faureciaにおいて、こうした部品の共通化やモジュール化を、実際の製品や開発プロセスにどのように組み込んでいるか、また、顧客と部品メーカーの関係の中で如何に関与してきたか、いくつかの事例を通して紹介する。

16:10 - 17:00

参加者とのQ&A

進行:日経Automotive Technology編集長

鶴原 吉郎

17:00 - 18:00

懇親会

【第1回】04月23日(火)

これから起こる環境変化が自動車産業にもたらす影響

13:00-14:00

未来を予測する前提となるメガトレンドとは何か

アクアビット
代表取締役、チーフ・ビジネスプランナー

田中 栄 氏

これから10年を占う上でカギとなる二つのメガトレンドは「サスティナビリティ」と「クラウド」。エネルギは環境問題ではなく、持続可能性が最大の課題となる。あらゆるものがクラウドにつながり、クルマも端末の一つとなる。この二つの潮流が意味するものを明確にし、まずこれから10年の未来像を共有する。

14:00 - 14:50

参加者とのQ&A

進行:日経Automotive Technology編集長

鶴原 吉郎

休憩(14:50 - 15:10)

15:10 - 16:10

自動車産業のこれから10年を占う

アクアビット
代表取締役、チーフ・ビジネスプランナー

田中 栄 氏

世界の自動車生産は2025年には2億台に達し、その1/3は電気自動車(EV)になる。それはなぜか――。その根底には、第一部で触れた「サスティナビリティ」や「クラウド」といったメガトレンドがある。新興国メーカーの台頭は、すでに他業界でも同じことが起こっており、「いい車を安く・大量に生産する」従来型が限界に達するのは、歴史の必然といえる。第2部では、第1部でのメガトレンドを踏まえ、これからの10年を予測する。

・世界市場の多極化、「グローバル」から「マルチナショナル」へ
・“ガラパゴス化”する日本のハイブリッド車
・自動車から「モビリティー」へ ~広がる事業領域と可能性~
・「スマートカー」 ~自動車ビジネスは「サービス」へ向かう
・物販からライフ・タイム・ビジネスへ

16:10 - 17:00

参加者とのQ&A

進行:日経Automotive Technology編集長

鶴原 吉郎

【第2回】05月27日(月)

日本の自動車産業が置かれている状況と、世界の自動車市場の動向

13:00-14:00

自動車業界を巡る世界の潮流変化と、それに対応した組織改革およびシステム化の必要性

野村証券
産業戦略開発部 部長

北川 史和 氏

世界の自動車市場を俯瞰すると、欧州市場の低迷は長引き、中国市場の成長率もやや鈍化するとみられる一方で、米国市場の回復がはっきりし、ASEAN地域の成長も加速しそうだ。2020年には、世界市場は約1億台に達する見込みである。パワートレーン技術では、EVの普及が当初の見込みより遅れる一方で、クルマの安全技術が新たなテクノロジードライバーになるなど、技術の潮流が変化している。
こうしたエレクトロニクス技術の進化に機敏に対応するためには、既存の組織を見直し、部品のシステム化というトレンドに対応する必要がある。今後の技術の潮流変化に対応できる組織改革や、部品のシステム化への対応について、先進企業の事例を基に考えていく。

14:00 - 14:50

参加者とのQ&A

進行:日経Automotive Technology編集長

鶴原 吉郎

休憩(14:50 - 15:10)

15:10 - 16:10

世界の自動車市場と日本生産の行方

IHS グローバル
日本・韓国ビークルフォーキャスト マネージャー

西本 真敏 氏

中国での自動車生産が伸び悩み、信用不安が払拭されない欧州市場も低調な一方で、米国市場は急速に回復しつつあり、ASEAN地域での自動車生産の伸びも著しい。このように世界の自動車市場を巡る状況はますます複雑になっている。
円安で輸出採算が改善する一方で、エコカー補助金の打ち切りにより国内販売台数は縮小が続くなど、国内生産についても今後を見通しにくい状況になっている。今後、世界のどの地域で生産がどの程度拡大するのか。日本国内での生産台数はどう推移するのか。自動車専門の調査会社である米IHS Automotiveのアナリストが今後の見通しについて解説する。

16:10 - 17:00

参加者とのQ&A

進行:日経Automotive Technology編集長

鶴原 吉郎

【第3回】06月24日(月)

エレクトロニクスが自動車製造のルールを変える

13:00-14:00

電機業界の凋落から自動車業界は何を学ぶか
~商品形態、事業業態、産業生態の視点から~

産学連携推進機構
理事長

妹尾 堅一郎 氏

ソニー、パナソニック、シャープといった日本を代表する電機メーカーが大幅な赤字決算に陥り、未だに復活への道のりは不透明かつ険しい。円高という逆風があったことが凋落の原因だったのか。いや、それ以上に、技術力が製品の競争力に直結するという錯覚、既存製品の多機能化・高機能化への没頭、過度な自前主義・抱え込み主義へのこだわり、モノにおける電子制御系の重要性の軽視など、日本の製造業全体に共通する思考法が背景にあるのではないか。
ビジネスモデルの転換が電機業界ほど急激でないため、今は順調のように見える自動車業界も、共通の問題を抱えており、クルマのエレクトロニクス化の進展に伴って、これらが顕在化してくる可能性が高い。
電機業界の轍を踏まないために、自動車産業のこれからのR&D戦略はどうあるべきか。世界の製造業のビジネスモデルの変遷を研究してきた産学連携推進機構 理事長の妹尾堅一郎氏が、これから10年を勝ち抜くR&D戦略を構築するための視点を提示する。

14:00 - 14:50

参加者とのQ&A

進行:日経Automotive Technology編集長

鶴原 吉郎

休憩(14:50 - 15:10)

15:10 - 16:10

Mobileyeは、なぜ創業10年でドライバー支援システムのグローバルプレーヤーになれたのか

モービルアイジャパン
代表取締役

川原 昌太郎 氏

世界的に需要が急拡大しているADAS(先進ドライバー支援システム)。この分野で注目されるのが、オランダに本拠を置くMobileye社だ。
1999年創業の若い企業であるにもかかわらず、単眼カメラで白線検知や先行車との衝突防止、先行車追従、歩行者衝突防止などの機能を実現できる半導体チップを世界に先駆けて開発。現在、カナダMagna Electronics社、米TRW社、米Delphi社などに同チップを供給し、スウェーデンVolvo社、ドイツBMW社、韓国Hyundai Motor社、日系自動車メーカー2社などが同チップ搭載のドライバー支援システムの採用に踏み切っており、今後さらなる欧州、日系自動車メーカーへの搭載も決まっている。
同社はわずか10年あまりで、なぜ世界のメガサプライヤーにキー部品を供給するグローバルプレーヤーとなることができたのか。モービルアイジャパン代表取締役の川原氏が、技術の独自性、採用状況、これからのビジョンを語ると共に、ADAS分野において日本の完成車メーカー、部品メーカーがグローバルに活動する上で期待する方向性についても触れる。

16:10 - 17:00

参加者とのQ&A

進行:日経Automotive Technology編集長

鶴原 吉郎

【第4回】07月26日(金)

世界の巨大市場とどう向き合うか

13:00-14:00

巨大市場中国で、これから求められる商品・技術とは

デロイト トーマツ コンサルティング
シニアマネジャー

周 磊 氏

世界最大の自動車市場となった中国。しかし、ここで圧倒的な存在となっているのは、ドイツや米系自動車メーカーというのが現状だ。日系自動車部品メーカーも、日系自動車メーカー以外にも販路拡大を模索するなど、今後日系企業のさらなる躍進が期待される。
中国の自動車市場は今後、どのように変化していくと予測されるのか。そこで日系完成車メーカー、部品メーカーが事業を拡大するためには何が必要か。中国市場における電動化や安全技術の方向性とは。中国で必要とされる部品・技術は何か-。
中国を含むグローバル自動車産業に精通する、デロイト トーマツ コンサルティング シニアマネジャーの周 磊氏が鋭く解説する。

14:00 - 14:50

参加者とのQ&A

進行:日経Automotive Technology編集長

鶴原 吉郎

休憩(14:50 - 15:10)

15:10 - 16:10

ヨロズのグローバル戦略

ヨロズ
代表取締役社長

佐藤 和己 氏

国内の自動車生産が縮小し、海外比率が高まる中で、完成車メーカーからグローバルでの供給が求められるなど、部品メーカーのグローバル生産体制構築は待ったなしの課題になっている。しかし、資本、人材のリソースが限られる部品メーカーにとっては決して易しいことではない。
サスペンション専門メーカーのヨロズは、2011年から2014年にかけ、新興6カ国で六つの新工場を立ち上げるという大胆な戦略によって、2017年には売上を現在の2.5倍に引き上げるという意欲的な計画に取り組む。これを可能にするのが徹底した標準化による工場設計。
ヨロズ社長の佐藤和己氏に、同社の海外進出の歴史と過去の失敗の経験、今回の矢継ぎ早の新興国進出の狙い、そしてそれを可能にしたものづくり思想について語ってもらう。

16:10 - 17:00

参加者とのQ&A

進行:日経Automotive Technology編集長

鶴原 吉郎

【第5回】08月26日(月)

クルマのパワートレーン革新の行方

13:00-14:00

パワートレーンの電動化が招く産業構造の変化

野村総合研究所
グローバル製造業コンサルティング部 上級コンサルタント

風間 智英 氏

世界の乗用車市場で、燃費規制の強化が進み、パワートレーンの燃費向上に対するニーズは高い。しかし、日本メーカーが得意とする電動パワートレーンの普及は思ったほど進まず、世界の技術開発の主流は、以前として内燃機関の改良である。
今後10年を見通す中で、電動パワートレーンはどのような位置づけになるのか。世界生産に占めるハイブリッド車(HEV)、電気自動車(EV)はどの地域で、どの程度まで増加するのか。各種電動パワートレーンの開発トレンドは今どうなっているのか。パワートレーンの電動化が、自動車産業の業界地図や、ビジネスモデル、競争力の源泉をどのように変化させる可能性があるのかについて考察する。

14:00 - 14:50

参加者とのQ&A

進行:日経Automotive Technology編集長

鶴原 吉郎

休憩(14:50 - 15:10)

15:10 - 16:10

パワートレーンの未来を展望する
Future Outlook of Powertrain Technology

英Ricardo社
Chief Technology & Innovation Officer

Neville Jackson氏

英Ricardo社は欧州最大の独立系自動車エンジニアリング・コンサルティング会社であり、多くのパワートレーンの開発を手がけた実績がある。これからの自動車用パワートレーンへの要求に一つのソリューションで対応するのは難しく、パワートレーンの多様化が進むと同社は予測する。今後の可能性のある技術として、同社が開発を手がけたダウンサイジングエンジン、マイクロハイブリッドシステム、メカニカルハイブリッドシステム、電動駆動システムなどについて解説する。

16:10 - 17:00

参加者とのQ&A

進行:日経Automotive Technology編集長

鶴原 吉郎

  • ※海外講師の講演には、逐次通訳が入ります。
  • ※講演時刻等、随時更新いたします。また、プログラムは変更になる場合があります。あらかじめご了承願います。

お申し込み受付は終了しました

※当日受付を承ります。直接会場にお越しください。

■受講料のお支払い:
お支払い方法が「請求書」の方には、後日、受講券・請求書をご郵送いたします。
ご入金は銀行振込でお願いいたします。なお、振込手数料はお客様のご負担となりますので、あらかじめご了承ください。
「クレジットカード支払」の方には、受講券のみをお送りいたします。
■お申し込み後のキャンセルおよび欠席:
お申し込み後のキャンセル、ご送金後の返金はお受けいたしかねます。代理の方が出席くださいますようお願いいたします。
■最少開催人員:
各回10名。参加申込人数が最少開催人員に達しない場合は、開催を中止させていただくことがあります。