日経テクノロジーオンライン

基礎から学ぶライト・フィールド・カメラ

ライト・フィールド・カメラの基礎、応用展開、“Lytro”に学ぶ実装例

2013/02/12 21:15

お申し込み受付は終了しました

※当日受付を承ります。直接会場にお越しください。

撮影後に自由にピントを変更できるカメラ「Lytro」――。米国のベンチャー企業が2012年春に発売した同製品は、手のひらに収まる小型の筐体に、従来のデジタル・カメラとは一線を画す機能を収めました。

Lytroの最大の特徴である、写真を撮影した後にピントの合う場所を自由に変更できる機能は、「ライト・フィールド・カメラ」という技術を採用することで実現しています。ライト・フィールド・カメラは、3次元空間を飛び交う光線の位置や角度などの情報を細かく記録するもの。空間を飛び交う光線のうちごく一部のみを利用していた従来のデジタル・カメラに比べて、格段に多くの情報を活用しているのです。

発売と同時に多くの関心を集めているLytroおよびライト・フィールド・カメラですが、技術的な詳細を理解している人は決して多くありません。そこで、本セミナーでは、ライト・フィールド・カメラを取り巻く全体像を把握していただけるように、単なる基礎的な話にとどまらず、ライト・フィールド・カメラの応用展開や、Lytroの解析から明らかになった技術的な特徴や実装方法、関連する特許まで言及します。

ライト・フィールド・カメラの基礎を学びたい方、Lytroの内部構造やソフトウエア・アルゴリズムを理解したい方、ライト・フィールド・カメラの応用や開発の方向性を検討している方などを対象に、講演を行います。

会場には、分解したLytroも展示いたします。もちろん、自由に写真撮影していただけます。

概要

日時:2013年03月15日(金)13:00~17:00(開場12:30)予定
会場:化学会館 7F(東京・お茶の水)
主催:日経エレクトロニクス

受講料(税込み)

  • 一般価格49,800円
  • 日経エレクトロニクス(NE)読者価格41,800円
  • 一般価格には「日経エレクトロニクスDigital版セット購読(最新号1冊+1年26冊)」が含まれます。 ご送本開始は開催後になります。
  • 日経エレクトロニクス(雑誌、Digital版、Digital版セット)定期購読者は、NE読者価格でお申し込みいただけます。
  • 日経エレクトロニクスPremium定期購読者は、Premium読者価格(一般価格の50%割引)で受講いただけます。
  • ※受講料には、昼食は含まれておりません。
  • ※一般価格に含む日経エレクトロニクス購読をご登録させていただく方には、NEニュース配信を設定いたします。
  • ※満席になり次第、申込受付を締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。

プログラム詳細

講師

京都産業大学
コンピュータ理工学部 教授

蚊野 浩 氏

13:00 - 15:00

1.ライト・フィールド・カメラの基礎

ライト・フィールド・カメラは、米Stanford Universityの教授を務めるMarc Levoy氏が15年以上前提唱した技術である。これまで、研究レベルでは原理が実証されていたが、小型化に難があった。だが、最近になって小型化技術が大幅な進化を遂げ、さまざまな用途への展開が検討され始めた。本講演では、歴史的な背景から技術の原理や撮影方法、今後の展開などを解説する。
 1.1 Lytro登場の背景
 1.2 ライト・フィールド・カメラの概念
 1.3 歴史的な経緯
 1.4 ライト・フィールド・カメラの製品/試作
 1.5 コンピュテーショナルフォトグラフィとの関係

休憩(15:00 - 15:10)

15:10 - 16:25

2.Lytroの動作原理と画像処理アルゴリズム

Lytroは写真を撮った後にパソコン上で何度でも自由にピントの合わせ直しができるデジタル・カメラとして2011年10月に発表された。その後大きな話題を呼び、2012年3月に出荷が始まっている。本講演では、ソフトウエア解析によって明らかにした、Lytroの動作原理や画像処理のアルゴリズムなどを明らかにする。
 2.1 リフォーカス画像を生成する原理
 2.2 出力ファイルの分析
 2.3 生画像を使ったリフォーカス画像のレンダリング
 2.4 Web画像のレンダリング
 2.5 リフォーカス画像生成以外の用途

16:25 - 16:40

3.Lytroのハードウエア分析

Lytroの技術の心臓部は、撮像素子にマイクロレンズ・アレイが覆いかぶさる構造になっている点。顕微鏡観察によって明らかにしたLytroの撮像素子の詳細を説明する。

16:40 - 17:00

Q&A、名刺交換会、分解したLytroの展示/撮影

  • ※講演時刻等、随時更新いたします。また、プログラムは変更になる場合があります。あらかじめご了承願います。

お申し込み受付は終了しました

※当日受付を承ります。直接会場にお越しください。

講師紹介

蚊野 浩 氏 (かの ひろし)

京都産業大学 コンピュータ理工学部 教授

1984年、京都大学大学院修士課程修了。同年三洋電機入社。2010年に三洋電機を退社し、京都産業大学コンピュータ理工学部教授に就任。

■E-mailアドレス:
お申し込みにはE-mailアドレス(携帯電話不可)が必要です。
■受講料のお支払い:
後日、受講券・ご請求書を郵送いたします。ご入金は銀行振込でお願いいたします。
なお、振込手数料はお客様のご負担になりますので、あらかじめご了承ください。
■お申し込み後のキャンセルおよび欠席:
お申し込み後のキャンセル、ご送金後の返金はお受けいたしかねます。代理の方が出席くださいますようお願いいたします。
■最少開催人員:
20名。参加申込人数が最少開催人員に達しない場合は、開催を中止させていただくことがあります。