日経テクノロジーオンライン

ユーザーニーズから見た接着技術

軽量化、脱鉛はんだ、接着時間短縮、易解体を促進

2012/12/26 15:54

ものづくり塾

ユーザーニーズから見た接着技術

~ 軽量化、脱鉛はんだ、接着時間短縮、易解体を促進 ~

お申し込み受付は終了しました

※当日受付を承ります。直接会場にお越しください。

ものづくり塾:基礎から学ぶ『接着剤の正しい選び方・使い方』で人気の若林一民氏を講師に迎えた、接着剤講座の第2弾。進化する接着技術とその活用法について学びます。

市場動向からみた接着のコンセプトを整理するならば、(1)構造接着、 (2)機能接着、 (3)弾性接着、(4)短時間接着、 (5)シーリング接着、 (6)粘接着、 (7)解体性接着の7つになる。

最近の欧州車の一部には、CFRP(炭素繊維強化樹脂)が構造材として使用され、鋼材とCFRPの異種材料の接合に構造用接着剤が使用されている。エネルギー節約の手段としての軽量化を考慮すれば、この傾向に拍車がかかると思われる。

電子部品における法規制にRoHS規制がある。この規制により、鉛はんだの使用が制限されるために、これに代わる鉛はんだ代替導電性接着剤の開発が重要になる。ユーザー目線で見るならば、脱鉛はんだで環境対応はもちろんのこと、スクリーン印刷による塗布が可能で生産性向上に貢献するという隠れた機能を持つ。

短時間接着技術は、海外メーカーと価格競争を余儀なくされるアセンブリーメーカーにとって、接合に時間をかけたくないという、避けて通れない技術になってくる。接着剤の固化や硬化を促進するための固化及び硬化設備についても言及する。そして、UV硬化形接着剤を取り上げて, 短時間接着の可能性を追求する。

はがせる接着・解体性接着技術は、環境対応の一手段として資源の有効利用でもあるが、リユース、リサイクルによって可能な限り被着材料を生かすということである。実用になっている解体性接着技術を言及し、利用分野について紹介する。

本講座では、これらの新しい接着技術の開発動向と活用法について解説します。

概要

日時:2013年06月14日(金)10:00~17:00(開場09:30)予定
会場:Learning Square新橋 4F(東京・新橋)
主催:日経ものづくり

受講料(税込み)

  • 一般価格48,000円
  • 日経ものづくり読者価格39,000円
  • ◇一般価格には、「日経ものづくり購読(1年12冊)」が含まれます。ご送本開始はセミナー開催後になります。
  • ◇日経ものづくり定期購読者の方は、「読者価格」でお申し込みいただけます。
  • ※ 受講料には、昼食は含まれておりません。
  • ※ 一般価格に含む「日経ものづくり購読」を登録させていただく方には、日経ものづくりNEWSを配信設定いたします。
  • ※ 満席になり次第、申込受付を締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。

講師紹介

若林 一民 氏

若林 一民 氏 エーピーエス リサーチ 代表

1967年、東京理科大学 理学部応用化学科卒業。同年、ノガワケミカルに入社。1967年~1970年、通商産業省(現 経済産業省) 工業技術院 東京工業試験所(現 産業技術総合研究所)に出向、高分子合成を研究。その後、同社に戻り、新規接着剤の開発、技術サービス、販売、製造などの実務と管理・監督業務に携わる。常務取締役、専務取締役を経て、2000年に代表取締役社長。2007年に取締役を退任し、接着・粘着・シーリングの技術コンサルタント事務所のエーピーエス リサーチを設立。
日本接着学会 副会長や日本接着工業会 副会長などの要職も歴任。『接着管理(上)』『同(下)』(高分子刊行会)など著書も多数。

プログラム詳細

10:00~17:00

1. ユーザーニーズから見た接着技術 ~ 7つのコンセプト

 1.1 構造接着&構造用接着剤 (強靭な接着)
 1.2 機能接着&機能性接着剤 (接着以外の機能を持つ接着)
 1.3 弾性接着&弾性接着剤 (耐久性に優れた接着)
 1.4 短時間接着&短時間接着剤 (生産性に貢献する接着)
 1.5 シーリング接着&シーリング接着剤 (充填機能をもつ接着)
 1.6 粘接着&粘接着剤 (広い面積の接着を可能にする)
 1.7 解体性接着&解体性接着剤 (接着の易解体機能で差別化)

2. 異種材料の接着 ~ 自動車構造用接着剤の進歩

 2.1 自動車業界における接着のニーズ
 2.2 構造用接着剤設計の考え方
 2.3 異種材料の接着の考え方
 2.4 構造用接着剤の進歩
 2.4.1 エポキシ樹脂系構造用接着剤
 2.4.2 ポリウレタン系構造用接着剤
 2.4.3 SGA (第二世代のアクリル系接着剤)
 2.5 構造用接着剤の使用例

3. 鉛はんだ代替導電性接着剤の技術動向

 3.1 電気・電子部品産業における接着のニーズ
 3.2 RoHS規制とは
 3.3 導電性接着剤とは? 導電機構とは?
 3.4 エポキシ樹脂系導電性接着剤の設計
 3.5 導電性接着剤の用途

4. 短時間接着技術&UV硬化形接着剤の進歩と応用

 4.1 短時間接着技術
 4.1.1 温風による乾燥、硬化
 4.1.2 赤外線及び遠赤外線による乾燥・硬化
 4.1.3 高周波加熱法(電磁誘導加熱、電磁誘電加熱、マイクロ波加熱)による乾燥・硬化
 4.2 UV硬化の基礎事項
 4.3 UV硬化形接着剤の種類
 4.3.1 アクリル系UV硬化形接着剤
 4.3.2 エポキシ系UV硬化形接着剤
 4.4 UV硬化形接着剤の使用例 (電子部品用を主に)

5. はがせる接着・解体性接着技術の現状と今後の展開

 5.1 解体接着、解体性接着剤とは
 5.2 解体性接着技術
 5.2.1 分解性ポリマーの利用
    生分解性ポリマー利用、電子線崩壊形ポリマー利用、熱分解性ポリマー応用、アイオノマー応用
 5.2.2 熱膨張性マイクロカプセル+電磁誘導加熱、マイクロウエーブ加熱
 5.2.3 通電加熱により軟化して剥離できる接着剤
 5.3 解体性接着技術の応用分野

  • ※途中、昼休憩と午後の小休憩が入ります。
  • ※講演時刻等、随時更新いたします。また、プログラムは変更になる場合があります。あらかじめご了承願います。

お申し込み受付は終了しました

※当日受付を承ります。直接会場にお越しください。

■受講料のお支払い:
後日、受講券・ご請求書を郵送いたします。ご入金は銀行振込でお願いいたします。
なお、振込手数料はお客様のご負担になりますので、あらかじめご了承ください。
■お申し込み後のキャンセルおよび欠席:
お申し込み後のキャンセル、ご送金後の返金はお受けいたしかねます。代理の方が出席くださいますようお願いいたします。
■最少開催人員:
15名。参加申込人数が最少開催人員に達しない場合は、開催を中止させていただくことがあります。