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<ものづくり塾> 最少の部品種類で多様な製品を開発する「モジュラーデザイン」

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ものづくり塾

最少の部品種類で多様な製品を開発する
「モジュラーデザイン」

モジュール化・標準化・共通化による設計革新

事前申込は終了しました
※当日受付を承ります。直接会場にお越しください。

 アジアの企業が台頭し、欧米の企業が巻き返しを図る中、日本の企業が世界で優位に戦うには、新しいものづくりの方法を確立しなければならない。それこそ、多品種展開と部品最小化を両立させるレゴ型手法「モジュラーデザイン」(MD)である。MDは、幅広い製品ラインアップを実現しつつ、部品のモジュール化・標準化・共通化を進める上で必須の理論・開発手法である。

 MDで多品種展開と部品最少化を両立させるには、複数機種で基本構造や主要部品を統一させる「設計の共通化」が欠かせない。だが、きちんと確立された共通化手法は少ないのが現状だ。MDは“質”と“量”の二兎を追うための体系的な手法であり、今日の課題である「世界共通設計」に対しても最適なアプローチといえる。その考え方は、もともと量が求められる大量生産品はもちろん、カスタマイズ性が強いと言われてきた中量生産品や個別受注品にも通用する。

 そこで本講座では、MDの理論を基礎から学びつつ、さまざまな業界の製品を例にMDを実践するための筋道を指南する。理論・実践の両面からMDに対する理解を深めてもらい、新しい時代のものづくりを切り開くきっかけにしてほしい。

概要

日時:2012年06月19日(火) 10:00~17:00 (開場09:30) 予定
会場:Learning Square新橋
主催:日経ものづくり

受講料(税込み)

  • 一般価格48,000円
  • 日経ものづくり読者価格39,000円

『実践モジュラーデザイン【改訂版】 』

★書籍『実践モジュラーデザイン【改訂版】

(定価6,000円(税込))と、あわせてお申し込みいただけます。

(書籍は開催当日お渡しします)

  • 一般価格(書籍同時申し込み)52,800円
  • 日経ものづくり読者価格(書籍同時申し込み)43,800円
  • ◇一般価格には、「日経ものづくり(1年間・12冊)」の購読が含まれます。ご送本開始はセミナー開催後になります。
  • ◇日経ものづくり定期購読者の方は、「読者価格」でお申し込みいただけます。
  • ※ 受講料には,昼食は含まれておりません。
  • ※ 一般価格に含む日経ものづくり購読をご登録させていただく方には、日経ものづくりNEWSの配信と、読者限定サービスのアクセス権の設定をいたします。
  • ※ 満席になり次第、申込受付を締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。

講師紹介

日野 三十四

日野 三十四 モノづくり経営研究所イマジン 代表

マツダに30年以上勤務し、技術情報管理や技術標準化を推進した後に、2000年に経営コンサルタントとして独立。韓国の世界的な電機メーカーを皮切りに、日本の最大手の重工業メーカー、電機メーカー、産業機械メーカー、電力システムメーカーなどに対しモジュラーデザイン(MD)のコンサルティングを行ってきた。2004年に広島大学大学院教授に就任し、産学連携活動を通じてMDを普及。

2008年に同大学を退職し、経営コンサルティング業を再開。日本アイ・ビー・エムなどのコンサルティング各社の顧問を歴任した。2011年6月、MDをさらに普及させるべく、コンサルティング会社を中心とした「日本モジュラーデザイン研究会」を設立。主な著作に『トヨタ経営システムの研究 永続的成長の原理』(2002年にダイヤモンド社から出版、韓国/台湾/米国/タイ/中国/ブラジルで翻訳出版し、2003年に日本ナレッジ・マネジメント学会の研究奨励賞、2007年には米Shingo Prizeの研究賞を受賞)、『実践 モジュラーデザイン 改訂版 工場空洞化時代に勝ち進むために』(2011年に日経BP社から出版、改訂前の版が韓国で翻訳出版、2012年に日本生産管理学会の研究賞を受賞)。他論文多数。

プログラム詳細

10:00~17:00

【1】モジュール化大競争時代到来す

2011年に独フォルクスワーゲン(VW)が世界第2位に躍進した要因はモジュラー・ツールキット戦略であり、VWは2018年に世界一になると宣言した。それ以降、トヨタ自動車がトヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー(TNGA)、日産自動車が「日産CMF」(CMFはコモン・モジュール・ファミリー)を相次いで発表し、モジュール化の流れに追随した。擦り合わせ型製品の代表といわれた自動車が急速にモジュラー型製品になろうとしている。電機、産機、素材、化学などの一般の製品にもモジュール化競争の時代が到来する。VWがモジュール化戦略に切り替えたいきさつやサムスン電子のモジュール化戦略など、世界のモジュール化動向を解説する。

【2】モジュラーデザインの概念と目的

モジュラーデザインの概念は、先進国向け高級品から新興国向け普及品まで多様な製品を少数の部品の組み合わせでカスタマイズするレゴ型設計である。モジュラーデザインの目的は、構想設計や詳細設計プロセスをモジュール化することで調達、製造、販売、アフターサービスまでの全プロセスの付加価値を最大化することである。モジュール化は震災や洪水対策としての生産拠点分散化の前提条件でもある。モジュラーデザインの概念と目的を説明する。

【3】売り上げを最大化する「製品モデル」と「製品ミックス」の確立

類似モデルを引っ張り出して部分修正する「流用設計」では部分的な共通化しかできない。製品全体として最大に共用化するために製品の仕様情報による写像「製品モデル」を確立する。次に製品ラインアップを整え、ラインごとにプラットフォームを標準化し、最少の部品で最大のバリエーションをそろえる「製品ミックス」を確立する。このアプローチについて解説する。

【4】VEを製造コスト低減に結び付ける「設計・製造連携VE」
   ~自動車部品の事例から~

モジュール化した部品が陳腐化しないよう、モジュール化の前にVE(Value Engineering)で技術革新を図る。その際、VE成果を特定製品の材料費削減だけで終わらせないために、VE成果を元にモジュラー部品を一括設計し、製造の自動化・FMS化などの製造革新につなげ、製造原価低減を実現する。自動車部品メーカーの事例を基に、このアプローチについて解説する。

【5】若手を即戦力化し、技術力を強化する「設計手順書」の確立

部品を共通化したら大量リコールになるリスクを防止するために、モジュラーデザインでは、品質基準を含む設計パラメータと部品仕様の関係を「設計手順書」として“見える化”し、その過程で部品をモジュール化する。だが、多くの企業では設計手順書自体を確立できていないのが現状だ。設計手順書を確立できれば、ベテランのノウハウを形式知化し、若手を即戦力化することが可能になる。また設計手順書の改訂を推進すれば技術力強化もできる。欧米先進国は1990年代から、韓国の先進企業は2000年代から設計手順書の整備に取り掛かっている。日本の製造業は、ものづくり力が高いうちに設計手順書の作成に着手し、ライバルに一層の差を付けなければならない。この設計手順書を作成する手順について解説する。

【6】メカ・エレキ・ソフト融合製品のモジュール化

近年はエレキやソフトの比重が高まり、設計開発のボトルネックになっている企業も多い。メカ・エレキ・ソフトを融合させるアプローチが必要である。メカとソフトを介在するエレキシステムのモジュール化のための「回路プラットフォーム」の標準化や、ソフトをモジュール化するためのDSM(Design Structure Matrix)手法について解説する。

  • ※途中、昼休憩と午後の小休憩が入ります。
  • ※講演時刻等、随時更新いたします。また、プログラムは変更になる場合があります。あらかじめご了承願います。
事前申込は終了しました
※当日受付を承ります。直接会場にお越しください。
■受講料のお支払い:
後日、受講券・ご請求書を郵送いたします。ご入金は銀行振込でお願いいたします。なお、振込手数料はお客様のご負担になりますので、あらかじめご了承ください。
■お申し込み後のキャンセルおよび欠席:
お申し込み後のキャンセル、ご送金後の返金はお受けいたしかねます。代理の方が出席くださいますようお願いいたします。
■最少開催人員:
20名。参加申込人数が最少開催人員に達しない場合は、開催を中止させていただくことがあります。

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