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暗号・セキュリティー

暗号技術の現状と課題、今後の展望
~直前に迫った2013年問題から、最新の「関数型暗号」まで~

事前申込は終了しました
※当日受付を承ります。直接会場にお越しください。

携帯機器の爆発的な普及とセキュリティー意識の高まりから、暗号技術の重要性はかつてないほど高くなっています。機器に暗号を実装する技術者には、目的に合った方式による最適設計が求められています。携帯機器に適した低電力かつ低コストの暗号技術の重要性も増しています。

暗号解読技術も日々進歩しています。これまで広く利用されてきた暗号に欠点が見つかったため、米国では2010年までに次世代暗号へのシフトが求められました。日本でも、「電子政府推奨暗号リスト」の改訂が2013年と来年に迫り、その対策が急務になっています。いわゆる「暗号の2013年問題」です。

一方、暗号処理LSIに流れる電流や動作タイミングなどを見ることによって、LSI内部の秘密情報を非破壊で盗み出す「サイドチャネルアタック」や、ハードウエアでセキュリティーを強化する「Physical Unclonable Function(PUF)」という手法も注目を集めています。加えて、復号化できる鍵を暗号時に自由に指定できる「関数型暗号」という、新しい考え方の暗号も登場しました。従来のように、暗号化とアクセス・コントロールの仕組みを別々に実装するのではなく、これらを一度に行えるようになります。

こうした暗号の基礎から最新情報まで、暗号技術の研究開発で著名な三菱電機の松井氏に解説していただきます。暗号技術を利用する上で不可欠な基本技術と全体像を解説するとともに、暗号の利用の仕方、基本技術の使い方を説明します。また、暗号の標準化動向や日本における2013年問題への対処、サイドチャネルアタックやPUF、関数型暗号についても解説します。

受講対象は、暗号技術を利用する電子機器やシステムの開発者/管理者、暗号技術の開発者に最適です。


概要

  • 日時:2012年05月09日(水) 10:00~17:00 (開場9:30予定)
  • 会場:化学会館_7F(東京・お茶の水)
  • 主催:日経エレクトロニクス

受講料(税込み)

  • 一般価格:48,800円
  • 日経エレクトロニクス(NE)読者価格:39,800円

◇一般価格には「日経エレクトロニクス購読(最新号1冊+1年26冊)」が含まれます。 ご送本開始は開催後になります。
◇日経エレクトロニクス定期購読者の皆様は、NE読者価格でお申し込みいただけます。
日経エレクトロニクスPremium定期購読者の皆様は、Premium読者価格(一般価格の50%割引)で受講いただけます。

※受講料には、昼食は含まれておりません。
※一般価格に含む日経エレクトロニクス購読をご登録させていただく方には、NEニュース配信と、読者限定サービスのアクセス権を設定いたします。
※満席になり次第、申込受付を締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。

プログラム詳細

講師

三菱電機
情報技術総合研究所 情報セキュリティ技術部長
松井 充 氏

10:00~17:00

暗号技術の役割と応用分野

暗号は、プライバシ保護や企業機密保護のための技術として、現在では幅広く利用されています。ここでは、1970年代にはじまる「現代暗号」のコンセプトと、利用例を具体的に紹介します。 ・現代暗号とは何か
・暗号技術の役割 -秘匿、認証、完全性-
・暗号の応用例

暗号の種類と原理

暗号アルゴリズムには、共通鍵暗号、公開鍵暗号など幾つかの種類があり、利用目的によって使い分けられています。ここでは、それぞれの暗号技術の原理と特徴を解説します。また、電子署名など、公開鍵暗号の応用についても述べます。 ・共通鍵暗号、ブロック暗号とストリーム暗号
・公開鍵暗号と電子署名
・ハッシュ関数とその応用

暗号技術の標準化動向と2013年問題

米国FIPS(Federal Information Processing Standards Publication)や日本の電子政府暗号など、暗号技術の標準化動向について解説します。これとともに、最近の幾つかの暗号の安全性低下に端を発する暗号更新の現状と問題について述べます。 ・米国FIPSにおける暗号標準化
・日本の電子政府推奨暗号
・暗号の安全性低下と2013年問題

暗号の最適化設計と利用のケーススタディー

現在利用されている暗号が、どのようなプラットフォームにおいて、どの程度の性能が見込めるものなのかを示すとともに、ソフトウエアやハードウエアで実装する場合の考え方や注意点について解説します。また、暗号利用時の注意点などについても説明します。 ・暗号はどこまで高速化・小型化できるか
・サイドチャネルアタックとは
・暗号システムの脆弱性の実例

新しい暗号技術の方向性と課題

最近注目されている新しい暗号技術について紹介します。半導体の製造誤差をもとにチップ固有のID情報を取り出し、認証に用いる「Physical Unclonable Function(PUF)」と、クラウド環境で広い応用をもつと期待されている「関数型暗号」について、その技術内容と課題を解説します。 ・PUFの原理とその応用
・クラウド時代の新暗号「関数型暗号」
・暗号技術の今後の展望

Q&A

暗号に関する、現場の問題や日ごろ感じている疑問などに、講師が回答します。

※途中、昼休憩と午後の小休憩が入ります。また、プログラムは変更になる場合があります。あらかじめご了承願います。

事前申込は終了しました
※当日受付を承ります。直接会場にお越しください。

講師紹介

松井 充 氏 三菱電機 情報技術総合研究所 情報セキュリティ技術部長

1987年、京都大学 修士課程終了。ブロック暗号の解読に有効な手法として知られる線形解読法を1990年に開発し、1993年に発表。暗号方式のMISTY1とMISTY2の開発者であり、CamelliaとKASUMIの共同開発者の一人。

■受講料のお支払い:
後日、受講券・ご請求書を郵送いたします。ご入金は銀行振込でお願いいたします。
なお、振込手数料はお客様のご負担になりますので、あらかじめご了承ください。

■お申し込み後のキャンセルおよび欠席:
お申し込み後のキャンセル、ご送金後の返金はお受けいたしかねます。代理の方が出席くださいますようお願いいたします。

■最少開催人員:
20名。参加申込人数が最少開催人員に達しない場合は、開催を中止させていただくことがあります。

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