海外でつくりグローバルに売る時代に入ったといわれていますが、東日本大震災とタイ大規模水害で、日本のものづくり企業は、国内マザープラントと海外工場双方の重要性を認識させられました。特に新興国の工場運営で最も難しいのは、現地の従業員とサプライヤーの実力を引き出すことです。今回講師を務める佐々木氏は、いすゞ自動車の生産技術の出身で、欧州や米国、中国、韓国、ASEAN諸国、トルコ、南アフリカなどにおいて工場を実際に運営あるいは指導し、現地の従業員とサプライヤーの戦力化に成功しました。その経験を基にものづくり強化のための見える化手法「7M+R&D(なな エム プラス アール アンド ディー)アプローチ」を構築し、その内容を詳しく紹介した著作『新興国に最強工場をつくる』を2011年10月に上梓しています。
今回の講演は、同アプローチに基づき、新興国に日本と同等の品質と生産性を実現する工場をつくるための勘所を紹介します。既存の工場では、同アプローチを用いて、企業の弱点を明確にし、改善の具体的方策を明らかにすることができます。新設の工場の設立準備にも役立ちます。
特に現地の従業員・サプライヤーを戦力化するための具体的で実務的な方法ついては詳細に解説します。例えば、現地従業員のチームワークを高め、常に改善活動可能な状態をつくりだす方法や、サプライヤーの納品不良率を引き下げ、納期順守率を引き上げる方法などです。生産技術や製造などの技術者はもちろん、生産のグローバル化に挑む経営者にもすぐに役立つ内容です。
★書籍『新興国に最強工場をつくる』
(2011年10月28日発行、定価6,000円(税込))と、あわせてお申し込みいただけます。
(書籍は開催当日お渡しします)
◇一般価格には、「日経ものづくり(1年間・12冊)」の購読が含まれます。ご送本開始はセミナー開催後になります。
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佐々木 久臣 氏 東京大学 特任研究員、アリックスパートナーズ・アジア シニアアドバイザー
1940年東京都生まれ。1965年、東北大学工学部を卒業後、いすゞ自動車に入社。生産技術室係長、RV車を製造する英IBC社社長、海外事業室長などを経て、1997年にポーランドIsuzu Motors Polska社の社長に。帰国後、2001 年にいすゞ自動車専務取締役(生産部門統括)。現在は東京大学大学院経済学研究科特任研究員やアリックスパートナーズ・アジアのシニア・アドバイザーなどを務める。近著に『新興国に最強工場をつくる』(日経BP社)。
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10:00〜12:00 |
【1】新興国で勝つ日本のものづくりとは
・ 日本のものづくりの強みの根源は「常に改善活動可能な労使関係」ですが、日本の特殊性に立脚している点が海外展開時の弱点でもあります。 |
【2】“現地”を戦力化する労務管理とサプライヤー管理の実践法
・海外では経営から独立した従業員と、契約に基づき行動するサプライヤーを前提とした経営を行わなければなりません。 |
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【3】ドメイン転換を支援する組織作りと品質管理・海外工場で日本並みの品質を、高い生産性で実現する「海外工場での組織構築」「品質第一の工場運営」などを紹介します。 |
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13:00〜15:00 |
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【4】 経営力を見える化する「7M+R&Dアプローチ」
・「7M+R&Dアプローチ」の全体像を解説します。 |
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【5】経営力の測定方法
・「標準なくして改善なし」は製造現場のみならず、経営管理の分野についても同様です。 |
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15:00〜17:00 |
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【6】7M+R&Dアプローチの実践例・X社における経営改善に「7M+R&Dアプローチ」がどのように用いられ、改善につながった実例を紹介します。 |
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【7】 Q&A
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