セミナー/イベント

NEアカデミー EMC対策の基礎と実践手法

印刷用ページ
 
NEアカデミーTOPへ NEアカデミーのカバー分野 開催スケジュール これまでに開催したNEアカデミー お問い合わせ
NEアカデミー

EMC
EMC対策の基礎と実践手法
プリント基板/機器設計を着実に進めるための対策技術

事前申込は終了しました
※当日受付を承ります。直接会場にお越しください。

電子機器の電磁環境は急速に複雑化しており、機器開発者はEMC(electro-magnetic compatibility、電磁環境適合性)への取り組みを強化する必要性が増しています。

EMC問題が、工期遅延など開発の阻害要因となるからです。実際、電子機器の高性能化や小型軽量化、無線機能の搭載に伴い、EMI(electro-magnetic interference)や自身が発する電磁雑音で性能が低下する「自家中毒」問題に直面する開発現場が増えています。

しかし、機能・性能の向上とEMC問題がトレードオフの関係に陥りやすく、現場でどう扱うべきか悩むことは少なくありません。EMC設計/対策が泥縄式になる、規定があっても半ば形骸化する、問題を先送りしがち、となりやすいのが実情です。EMC対策は地道な仕事であり、日が当たりにくいことも背景にあります。

このような問題を解決するには、工程全体を見渡しながら、開発者が目標に向かって着実に進むことができるEMC設計/対策の手順が必要になります。現場の実情に合わせて、EMC設計/対策を無理なく進めることができる実務的方法を解説します。


概要

  • 日時:2011年12月7日(水) 10:00~17:30 (開場9:30予定)
  • 会場:池坊お茶の水学院(東京・お茶の水)
  • 主催:日経エレクトロニクス

受講料(税込み)

  • 一般価格:45,000円
  • 日経エレクトロニクス(NE)読者価格:38,000円

◇一般価格には「日経エレクトロニクス(最新号1冊+1年26冊)」の購読が含まれます。 ご送本開始はセミナー開催後になります。
◇日経エレクトロニクス、日経エレクトロニクスPremium定期購読者の皆様は、それぞれの読者価格でお申し込みいただけます。
日経エレクトロニクスPremium定期購読者の皆様は、Premium読者価格(一般価格の50%割引)で受講いただけます。

※受講料には、昼食は含まれておりません。
※満席になり次第、申込受付を締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。

プログラム詳細

10:00~14:00
(11:45~12:45 昼休憩)

プリント基板開発における、EMC設計の考え方と実践的な設計方法

サレジオ工業高等専門学校 専攻科 教授
斉藤 成一 氏

プロセサや半導体の技術進展に伴い、高性能なサーバやルータだけでなく、制御分野やコンシューマユースにおいても、より高速な装置・システムが求められるようになってきました。プリント基板は電子回路を実際に動作させるうえで重要な役割を担っており、高速化に従って、設計の良否が性能を大きく左右します。
プリント基板におけるEMC設計では、信号配線や電源の設計技術、設計段階で検証するシミュレーション技術が不可欠です。これらの技術を実践的に展開する上で必要となる基礎概念を明確にし、事例を含めて設計方法を述べます。

◇プリント基板の役割とその特性
プリント基板の基本的役割は、信号を接続先に確実に伝送すること(Signal Integrity)、および電源とグラウンドの電位を変動なく供給すること(Power Integrity)です。これらの設計を行う上で、把握しておく必要がある信号伝送路および電源・グラウンドに対する基本的な考え方を示すとともに、設計上重要なプリント基板の電気的特性および材料特性について説明します。

◇信号配線の設計(Signal Integrityのために)
回路図では、信号配線は抵抗ゼロ、伝搬遅延時間ゼロ、信号減衰ゼロであることが前提条件として描かれています。しかし、実際にはこれらはゼロではなく、信号を伝える伝送線路として扱う設計が必要となってきます。トラブルを未然に防ぎ、高い設計品質を実現する設計方式について解説します。

◇電源およびグラウンドの設計(Power Integrityのために)
ICの動作によって電源電流が変動し、共通インピーダンスによってグラウンドノイズおよび電源ノイズが発生します。グラウンドノイズおよび電源ノイズの発生メカニズムを理解し、これらを低減する設計について解説します。

◇EMI低減/耐ノイズ向上事例
プリント基板におけるEMI低減事例と静電気耐量強化例などの耐ノイズ向上事例をとりあげ、改善アプローチ方法と強化方法について解説します。

休憩

14:15~17:30
(15:45~16:00 休憩)

機器開発の工程全体で、無理なくEMC設計/対策を進める手法

IEC/SC77C 国際エキスパート
電気学会 電磁環境技術委員会 委員
瀬戸 信二 氏

製品の開発工程全体にわたって、EMC設計や対策を段階的に着実に進める手法、すなわちEMC対策の基本と実例を説明します。
EMCトラブルの対策というものは、対策の過程では進行しているかどうかがわかりにくいのが通例ですが、ここでは“電波が見える”ように工夫しながら、原因を着実につぶしていく鉄則となる手法を解説します。つまり、実践例を示しながらEMC対策を施し、各対策の着意とその根拠、次の設計に活かすにはどうすればよいのかを明確にしながら解説します。さらに、開発工程全体でのEMCへの取り組み方を提示するとともに、EMC技術者の実力向上に向けた具体的手法について説明します。

◇EMC対策の基本と実例
EMC対策は、対策完了時点での結果だけをみると,常にきわめて当たり前のことを施したにすぎないものです。しかし、その当たり前の対策に行きつく過程では、誰もが行きつ戻りつの大変な時間と苦労を強いられます。ここでは、行きつ戻りつを避ける対策手法を述べるとともに、簡単に自作できるプローブや現場で製作できるフィルタなどを使用しながら,着実に対策を進行させる手法を解説します。
対策実例においては、電子・電気機器やモータやインバータ回路を有する機器などのEMI対策例、半導体製造装置・遊戯機器などのESD対策例のほか、EMS対策についても、現場対応での素早い解決への着眼と技術的根拠、対策過程を含め解説します。

◇EMC設計手法
構想設計から回路設計、構造設計、検証/対策まで、開発工程全体にわたって段階的にEMC技術を作りこむ手順とポイントを解説します。例えば、無線通信機器・家電機器を例としたEMC設計の考え方、コモンモード抑制のための基本的な考慮事項などを提示します。

◇EMC技術者の実力の高め方
EMC技術は、きわめて広範囲の技術分野をカバーしているため、教科書や参考書を網羅的に読むことは効率的ではありません。日常の技術的活動(業務)の中で着実に技術力を高める方法など、実務的・効率的にEMC技術を身につける方法について解説します。

事前申込は終了しました
※当日受付を承ります。直接会場にお越しください。

講師紹介

斉藤 成一サレジオ工業高等専門学校 専攻科 教授

1973年、三菱電機入社。制御用コンピュータ・システムのハードウエア開発を担当し、高信頼性確保に向けた耐ノイズ設計に取り組む。その間、変電所高電磁環境下での制御装置や高速LSIパッケージの研究・開発なども担当。2003年からは、Gbps級高速信号伝送、高精度高速アナログ回路、制御装置の高速バス&EMC設計などの研究・開発に従事。2010年から現職。工博。IEEE SPJW (Systems Packaging Japan Workshop) General Chair、電気学会 電子回路のノイズ低減技術調査専門委員会 委員長・委員、電気学会 神奈川支所 委員会・委員を歴任。
著書に「ディジタル回路のEMC」(オーム社、共著)、「電子機器のノイズアイソレーション技術」(コロナ社、共著)、訳書に「ハワードジョンソン・高速信号ボードの設計<応用編>」(丸善、共訳)。

瀬戸 信二IEC/SC77C 国際エキスパート、電気学会 電磁環境技術委員会 委員

三菱電機 通信機製作所において、防衛庁(省)向けの無線通信機器、通信電子戦(通信電波に対する傍受や妨害)機器の設計開発、POS端末の開発などに従事し、そのかたわら社内外のEMC対策を支援。1988年からTEMPEST対策(IT機器からの放出電磁波による情報漏洩防止対策)の研究に着手。2004年に同社退職。2005~2010年、情報通信研究機構 専攻研究員を歴任。

※講演時刻等、随時更新いたします。また、プログラムは変更になる場合があります。あらかじめご了承願います。

■受講料のお支払い:
後日、受講券・ご請求書を郵送いたします。ご入金は銀行振込でお願いいたします。なお、振込手数料はお客様のご負担になりますので、あらかじめご了承ください。

■お申し込み後のキャンセルおよび欠席:
お申し込み後のキャンセル、ご送金後の返金はお受けいたしかねます。代理の方が出席くださいますようお願いいたします。

法人のお客様 個人のお客さま

マイページ

マイページのご利用には日経テクノロジーオンラインの会員登録が必要です。

マイページでは記事のクリッピング(ブックマーク)、登録したキーワードを含む新着記事の表示(Myキーワード)、登録した連載の新着記事表示(連載ウォッチ)が利用できます。

協力メディア&
関連サイト

  • 日経エレクトロニクス
  • 日経ものづくり
  • 日経Automotive
  • 日経デジタルヘルス
  • メガソーラービジネス
  • 明日をつむぐテクノロジー
  • 新・公民連携最前線
  • 技術者塾

セミナー/イベント検索

名称から探す

検索

開催日から探す

日以降(1カ月間)

検索

お薦めセミナー/イベント

【(重要)「日経ID」統合について】

日経BPパスポートは、2014年4月30日から、「日経ID」に統合いたしました。
詳細につきましてはこちらをご覧ください。
技術者塾 【アンケート】技術者塾講座ガイドブック2015 Autumn版進呈

セミナー/イベント・カレンダー