セミナー/イベント

高機能材料セミナー・シリーズ 新世代磁性体材料

印刷用ページ
 
日経エレクトロニクス日経ものづくり

高機能材料セミナー・シリーズ

新世代磁性体材料
モータのさらなる高性能/省エネ化実現を目指して

テキスト申込ボタン

日本の産業の強さは、スマイル・カーブの左側、つまり材料・素材の裾野の広さにあります。高機能材料セミナー・シリーズでは、今後も日本の競争力の源泉となる最先端の材料に焦点を当てて、第一線の研究者から技術情報を発信します。

今回は、モータを高性能化/省エネ化する材料を取り上げます。モータは、エレベータや工作機械、エアコンなど様々な装置に使われ、それらで消費される電力は日本の全使用電力量の半分以上を占めると言われています。東日本大震災の影響で省エネ化が求められる中、モータの高効率化は最重要の課題です。また、今後普及が見込まれるハイブリッド車や電気自動車で必須の部品であり、その航続距離の伸長や低コスト化のためにもモータの高効率化が必要です。

本セミナーでは、モータの高効率化、小型化のために必要な超高性能な磁石と低損失・高磁束密度の軟磁性材料の最新動向を解説します。高性能磁石のNd-Fe-B系磁石では、安定調達に不安が付きまとうDyなどの希土類元素を減らす取り組みも取り上げます。


概要

  • 日時:2011年7月7日(木) 13:00~17:30 (開場12:30)予定
  • 会場:コクヨホール(東京・品川)
  • 主催:日経エレクトロニクス/日経ものづくり

テキスト代(税込み)

  • 3,999円


  • ※ 当日配布したテキストを特別頒布します。

    ※ 在庫冊数に限りがありますので、お早めにお申し込みください。

    ※ テキスト冊子は、A4横サイズ1ページに4コマ掲載のモノクロ両面印刷です。

    ※ この商品の返品はお受けできません。

プログラム詳細

13:00~13:50

広い動作域で高効率を達成する可変磁力モータと、そこに求められる磁性材料

資料43枚

東洋大学
理工学部 電気電子情報工学科 教授
堺 和人 氏

一般的な構造を持つモータは、ある特定の動作条件(回転数やトルク)の場合に最大効率を得られるようになっている。しかし、動作条件が時々刻々変化する電気自動車や回転モードが複数ある洗濯機などでは幅広い動作条件で動作しながらも高効率であることが求められる。
本講演では、この要求に応える可変磁力モータの原理を紹介し、可変磁力モータに最適な磁石や軟磁性材料の特性を述べる。

13:50~14:40

モータの省エネ化・小型化が期待される超低損失・高磁束密度ナノ結晶軟磁性材料

資料49枚

東北大学
金属材料研究所 教授
牧野 彰宏 氏

モータを小型化していくと、狭い領域に磁束が密集することとなる。そのため、小型モータでは強力な磁石を用意しても、飽和磁束密度に達してしまい、モータの効率が向上しないという問題がある。また、回転数が高まると、モータ内部で激しく磁束の変化が起こり、渦電流による損失が発生する。
これまでの軟磁性材料では、飽和磁束密度の向上と、渦電流による損失低減は相反する関係にあったため、高効率な高回転・小型モータを製造するのは難しかった。
本講演では、超低損失で高磁束密度という、これまでの常識を覆すナノ結晶軟磁性材料についての最新研究を紹介する。

休憩

14:50~15:40

Nd-Fe-B磁石の高性能化と省資源技術

資料59枚

インターメタリックス
代表取締役
佐川 眞人 氏

Nd-Fe-B磁石は最強の脱コバルト磁石として、1982年に華々しく登場した。それから30年を経て、世界のNd-Fe-B磁石の生産量は6万t/年を超えるようになったが、高性能化、省資源化の要求はますます強まっている。この磁石の原理について考察し、高性能化、省資源化を実現するために取り組んでいる、結晶粒微細化技術、プレスを使わない焼結磁石製造技術(pressless process、略してPLP)、粒界拡散技術を紹介する。

15:40~16:30

DyフリーNd-Fe-B系磁石の高保磁力化の指針

資料35枚

物質・材料研究機構
フェロー 磁性材料ユニット長
宝野 和博 氏

ハイブリッド車(HEV)/電気自動車(EV)用走行モータや省エネ型エアコンのコンプレッサ、風力発電機などに欠かせない(Nd、Dy)-Fe-B系焼結磁石。その耐熱性を支えているのが重希土類元素のジスプロシウム(Dy)である。ところが、世界的な磁石大量消費時代を控えて、Dy資源が中国に偏在していることから、将来の安定調達が懸念されている。本講演ではNd-Fe-B系磁石の省Dy化を目指す技術開発に資するために、Nd-Fe-B系磁石の徹底的な微細構造解析結果から導きだされた保磁力メカニズムに関する最新の研究成果を紹介し、DyフリーでどこまでNd-Fe-B系磁石の高保磁力化を図れるかを論じる。

休憩

16:40~17:30

高性能ネオジム磁石の原料合金製法の歴史とこれから

資料44枚

三徳
技術部 機能性材料グループ グループリーダー
入江 年雄 氏

開発されてから現在まで、20年以上にわたり最強の永久磁石であり続けるネオジム磁石。 この磁石の高性能化には、主相であるNd2Fe14B相と粒界相であるNdリッチ相がバランス良く配置された焼結体とする必要がある。そのためには、原料合金の段階で、それらのバランスのとれた合金を作製する必要が有る。このような原料合金を効率よく量産可能とする技術が、ストリップキャスト法である。
本講演では、ネオジム磁石の製造工程、三徳が開発し発展させてきたストリップキャスト法の概要とこれまでの取り組み、今後の課題と展望などを解説する。

テキスト申込ボタン

マイページ

マイページのご利用には日経テクノロジーオンラインの会員登録が必要です。

マイページでは記事のクリッピング(ブックマーク)、登録したキーワードを含む新着記事の表示(Myキーワード)、登録した連載の新着記事表示(連載ウォッチ)が利用できます。

協力メディア&
関連サイト

  • 日経エレクトロニクス
  • 日経ものづくり
  • 日経Automotive
  • 日経デジタルヘルス
  • メガソーラービジネス
  • 明日をつむぐテクノロジー
  • 新・公民連携最前線
  • 技術者塾

セミナー/イベント検索

名称から探す

検索

開催日から探す

日以降(1カ月間)

検索

お薦めセミナー/イベント

【(重要)「日経ID」統合について】

日経BPパスポートは、2014年4月30日から、「日経ID」に統合いたしました。
詳細につきましてはこちらをご覧ください。
技術者塾 【アンケート】技術者塾講座ガイドブック2015 Autumn版進呈

セミナー/イベント・カレンダー