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暗号・セキュリティ          
暗号の現状と課題,今後の開発の方向性
原理から応用/標準化動向,性能・コストを勘案した設計技術,2010年問題の対策まで

事前申込は終了しました

暗号技術は,ソフトウエアやインターネット上のデータ通信から,携帯電話,ICカード,自動車の認証などに応用分野が広がり,電子機器や情報システムの基盤技術といえるものになっています。

暗号の応用分野が広がるにしたがって,それを利用する技術者には,目的に合った方式による最適設計が求められるようになりました。かつては処理の高速性が重視されていましたが,携帯機器の広まりと共に,低電力かつ低コストの暗号技術が利用されるようになりました。

このような暗号設計技術の発展とともに,暗号解読技術も日々進歩しています。これまで広く利用されてきた暗号に欠点が見つかったために,2010年までに次世代暗号へのシフトが求められている「暗号の2010年問題」も,暗号標準化にかかわる大きな話題です。

さらに最近は,暗号処理LSIに流れる電流や動作タイミングなどを見ることによって,LSI内部の秘密情報を非破壊で盗み出す「サイドチャネルアタック」が話題となっており,暗号技術者にとってその対策が重要になっています。

ここでは,暗号技術の研究開発で著名な三菱電機の松井充氏が,暗号技術を利用する上で不可欠な基本技術と全体像を解説するとともに,暗号の利用の仕方,基本技術の使い方を説明します。また暗号の標準化動向や2010年問題で対処が必要となる具体的な例を紹介します。

暗号技術を利用する電子機器やシステムの開発者/管理者,暗号技術の開発者を対象に解説します。


概要

  • 日時:2010年3月23日(火) 10:00~17:00(開場9:30予定)

  • ※都合により,開催日を変更いたしました。
  • 会場:化学会館(東京都千代田区) 
  • 主催:日経エレクトロニクス

受講料(税込み)

  • 一般価格:45,000円
  • 読者価格:38,000円
  • ◇日経エレクトロニクス,日経エレクトロニクスPremium定期購読者の皆様は,「読者価格」でお申し込みいただけます。
    ◇一般価格には「日経エレクトロニクス(最新号1冊+1年26冊)」の購読が含まれます。 ご送本開始はセミナー開催後になります。

    日経エレクトロニクスPremium読者の方は,
    ・読者価格からの割引優待(年1回限定)で受講できます。専用ハガキでお申し込みください。
    ・「割引優待」を利用済みの場合は,上記の読者価格での受講となります。

    ※ 受講料には,昼食は含まれておりません。
    ※ 満席になり次第,申込受付を締め切らせていただきますので,お早めにお申し込みください。

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プログラム詳細

10:00~17:00

三菱電機
情報技術総合研究所 情報セキュリティ技術部長
松井 充 氏


◇暗号技術の役割と応用分野

暗号はかつて軍事外交のための技術でしたが,今ではプライバシ保護や企業機密保護の必須技術として幅広く利用されています。ここでは1970年代にはじまる「現代暗号」のコンセプトと,利用例を具体的に紹介します。

 ・現代暗号とは何か
 ・暗号技術の役割 -秘匿,認証,完全性-
 ・暗号の応用例

◇暗号の種類と原理

暗号アルゴリズムには共通鍵暗号,公開鍵暗号などいくつかの種類があり,利用目的によって使い分けられています。ここでは,それぞれの暗号技術の原理と特徴を解説します。また電子署名など,公開鍵暗号の応用についても述べます。

 ・共通鍵暗号,ブロック暗号とストリーム暗号
 ・公開鍵暗号と電子署名
 ・ハッシュ関数とその応用

◇暗号技術の標準化動向と2010年問題

米国FIPS(Federal Information Processing Standards Publication)や日本の電子政府暗号など,暗号技術の標準化動向について解説します。また最近発見された脆弱性問題と,それにともなって2010年までに新暗号移行が求められる,いわゆる2010年問題について述べます。

 ・米国FIPSにおける暗号標準化
 ・日本の電子政府推奨暗号
 ・2010年問題とは何か

◇暗号の最適化設計と利用のケーススタディ

現在利用されている暗号が,どのようなプラットフォームにおいてどの程度の性能が見込めるものなのかを示すとともに,ソフトウエアやハードウエアで実装する場合の考え方や注意点について解説します。また暗号利用時の注意点などについても説明します。

 ・暗号はどこまで高速化・小型化できるか
 ・ソフトウエア・ハードウエアでの最適化の例
 ・暗号システムの脆弱性の実例

◇今後の課題と対策,方向性

最近の暗号技術の話題を紹介します。特に暗号LSIの秘密情報を非破壊で取り出す解読手法である「サイドチャネルアタック」を説明します。またこの解読に対する対抗手法についても解説します。最後に,今後の暗号技術の展望について述べます。

 ・サイドチャネルアタックとは何か
 ・実例紹介と対抗手法
 ・暗号技術の今後の展望

◇Q&A

今回のテーマに関係する現場の問題や日ごろ感じている疑問などに,講師が回答します。

※途中,昼休憩と午後の小休憩が入ります。

事前申込は終了しました

講師紹介

松井 充三菱電機 情報技術総合研究所 情報セキュリティ技術部長

略歴: 1987年,京都大学理学研究科修士課程数学専攻卒業。1987年三菱電機入社。以来,誤り訂正技術・暗号技術の研究開発に従事。1993年,線形解読法により米国標準暗号DESの解読に世界で初めて成功。1995年新暗号アルゴリズム「MISTY」発表。1999年欧州にて第三世代携帯電話(W-CDMA)標準暗号設計に参加。2003年,新技術開発財団市村産業賞本賞受賞。2004年,全国発明表彰恩賜発明賞受賞。情報理工学博士。

※講演時刻等,随時更新いたします。
※プログラムは変更になる場合があります。あらかじめご了承願います。

■受講料のお支払:
後日,受講券・ご請求書を郵送いたします。ご入金は銀行振込でお願いいたします。なお,振込手数料はお客様のご負担になりますので,あらかじめご了承ください。

■お申し込み後のキャンセルおよび欠席:
お申し込み後のキャンセル,ご送金後の返金はお受けいたしかねます。代理の方が出席くださいますようお願いいたします。

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