インターネットの普及とIT(情報処理技術)の進化によって生まれた大容量かつ多様なデータ、いわゆるビッグデータに注目が集まっている注1)。国内のデータセンターにおける消費電力とデータ容量のトレンドを図1に示した。ビックデータを効率良く記憶し、利用するニーズに応えるために、国内のディスク・ストレージ容量は、2020年には2011年の45倍に増大すると予想されている。これに伴い、データを低電力かつ高速に処理する技術のニーズが高まっている。
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