ここ最近急増しているハードウエアスタートアップ。もともとスマートフォン向けアプリケーションソフトウエアなどを作っていたソフトウエア開発者が興した企業が多いことから、ハードウエア開発に関する知識や経験が不足しがちだ。そこで、この課題を解決しようと、主にハードウエアスタートアップを対象にした社会人教育公開講座「試作のためのものづくり基礎教育講座」を京都工芸繊維大学が開催する(紹介ページ)。京都地域の強みを活かして、ハードウエアスタートアップを支援するプログラム「Makers Boot Camp(MBC)」と連携するものだ(関連記事)。

 今回の講座では、機械工学や電気・電子工学の基礎知識の他、工作機械の基礎知識や基礎的な操作法を学べる。開講期間は2015年9月14~29日のうち、平日の8日間で実施する。募集人数は20名で、受講料は12万円。講座は、京都工芸繊維大学の松ヶ崎キャンパスで実施される。