東芝は、同社従来品に比べて消費電力を54%削減した5Mビット/秒対応のフォトカプラー「TLP2310/TLP2710」を発売した。同社従来品(TLP2355)の消費電力は14.8mWだったが、発売した製品では6.78mWに削減した。入力側に使う赤外LEDのしきい値電流を約38%削減するとともに、バイポーラーCMOSプロセスを採用することで消費電流を約90%削減した受光ICを出力側に採用することで達成した。インバーター装置やサーボアンプ、太陽光発電システム、FAネットワーク機器、入出力インターフェース機器などに向ける。
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