リストバンド型生体センサ「Silmee W20」(左)と「Silmee W21」(右)
リストバンド型生体センサ「Silmee W20」(左)と「Silmee W21」(右)
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着用イメージ
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 東芝は2015年8月17日、生体センサー「Silmee」シリーズの新製品として、リストバンド型活動量計「Actiband」に新機能を追加した「Silmee W20」と「Silmee W21」を発表した。

 Silmee W20は、2015年8月17日からAmazon、Yahoo!ショッピング、楽天市場で購入受付をスタート。9月下旬の出荷を予定する。Silmee W20にGPS機能を追加したSilmee W21は9月下旬に購入受付を開始し、11月初旬に出荷する予定だ。価格はSilmee W20が2万4000円、Silmee W21が2万8000円(ともに税込み)。

 いずれも、Actibandが持つ活動量・睡眠・食事などの記録機能に加えて、会話量測定、食事時間検出、位置情報、ボタン操作による第三者への緊急連絡、脈拍測定、紫外線量測定、皮膚温度測定などの新機能を搭載する。記録したライフログは第三者と共有できるほか、企業向けの拡張機能として、センサーが異常値を検出した場合に登録相手に緊急通知できる。

 独自の信号処理技術や測定頻度の最適化により動作時の消費電力を最小限に抑えており、バッテリーによる連続稼働時間は最大14日間。IPX5/IPX7相当の防水防塵にも対応する。センサーを操作する専用アプリが稼働するOSは、Android 4.4以上/iOS 7.0以上。

 なお、今後はリストバンド型活動量計「Actiband」と貼付け型生体センサー「Silmee Bar type Lite」のブランドを「Silmee」シリーズに統一。目的に応じた幅広いラインアップを展開する。また、大学・研究機関・企業と協力し、センシングした身体情報やライフログの利活用による価値創造を目指すとしている。