「エクシオ石岡ソーラーファーム」の屋根上に設置したパネル(出所:協和エクシオ)
「エクシオ石岡ソーラーファーム」の屋根上に設置したパネル(出所:協和エクシオ)
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「石岡北府中発電所」(出所:協和エクシオ)
「石岡北府中発電所」(出所:協和エクシオ)
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 協和エクシオは7月23日、茨城県に2カ所合計で出力約2MWとなるメガソーラー(大規模太陽光発電所)を稼働したと、発表した。小美玉市に建設した出力約1175kWの「エクシオ石岡ソーラーファーム」と、石岡市に建設した約824kWの「石岡北府中発電所」で、同社が太陽光発電所を茨城県に建設するのは初めてとなる。

 「エクシオ石岡ソーラーファーム」は、同社の石岡総合技術センタの建物屋上と敷地内に合わせて3984枚の太陽光パネルを設置した。出力約1175kWで、一般家庭約250世帯分の電力消費量に相当する発電量を見込む。

 「石岡北府中発電所」は、賃借した約1万m2の敷地に2780枚の太陽光パネルを設置した。出力約834kWで、一般家庭約170世帯分に相当する年間発電量を見込む。

 両発電所とも、設計・施工はNTTファシリティーズ、太陽光パネルは中国の無錫サンテックパワー製、パワーコンディショナー(PCS)は東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製を採用した。

 協和エクシオは、環境事業の一環として、メガソーラーをはじめとした太陽光発電設備の設計・施工を手掛けるとともに、発電事業にも取り組んでいる。発電事業に関しては、2012年11月の同社の府中総合技術センタ(東京都府中市)での稼働開始を皮切りに、今回の2カ所を含めて全国6カ所を稼働させている。