SunPower社が2016年初頭に日本で販売予定のXシリーズの太陽光発電モジュール
SunPower社が2016年初頭に日本で販売予定のXシリーズの太陽光発電モジュール
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 米SunPower社は2015年7月29日、これまでのEシリーズの後継となる大型太陽光発電モジュール「Xシリーズ」を日本で2016年初旬に発売すると発表した。モジュール変換効率が21%台であることから、型番は「X21-XXX」としている。Eシリーズは同20%台で、型番はE20-XXXだった。同社はこの製品を、開催中の展示会「PVJapan 2015」に出展した。

 Xシリーズは同社が2012年に開発した、寸法が160mm角でセル変換効率が24%台の太陽電池セルを実装した製品。米国では既に住宅向け製品として2013年から販売しているが、日本では主に産業用として出荷するという。

 日本で最初に発売するのは、定格出力が345Wでモジュール変換効率が21.2%の製品。米国でのカタログ値は同21.5%となっている。いずれにせよ、量産品でモジュール変換効率21%台を達成したのはSunPower社が世界初である(関連記事)。

 SunPower社は、日本では製品を自社ブランドで直接販売するチャネルを持っていなかったが、今回の製品の発売に合わせて販売チャネルも確立する計画だという。