大手太陽光パネルメーカーのカナディアン・ソーラーは7月20日、日本で3カ所、合計出力約5.2MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)が稼働を開始したと発表した。

 茨城県笠間市に約2.2MWの「Tsukuba Stones Solar Power Plant」、鹿児島県伊佐市に約2.0MWの「Tomigaoka Solar Power Plant」と、約1.0MWの「Isa City Solar Power Plant」が、それぞれ売電を始めた。

 茨城県笠間市の約2.2MWは、6月26日に送電網に連系した。同社製の太陽光パネル「CS6P-260P」を8448枚並べた。40円/kWhの買取価格(税抜き)で、東京電力に売電している。年間発電量は、約2474MWhを見込んでいる。

 鹿児島県伊佐市の約2.0MWは、6月29日に送電網に連系した。同社製の太陽光パネル「CS6P-255P」を7920枚並べた。36円/kWhの買取価格(税抜き)で、九州電力に売電している。年間発電量は、約2415MWhを見込んでいる。

 同じ伊佐市の約1.0MWは、6月9日に送電網に連系した。同社製の太陽光パネル「CS6P-255P」を3654枚並べた。40円/kWhの買取価格(税抜き)で、九州電力に売電している。年間発電量は、約1175MWhを見込んでいる。