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HOME新産業IoT > 人とコンピュータが論理的対話、基盤技術を日立が開発

人とコンピュータが論理的対話、基盤技術を日立が開発

  • 小島 郁太郎
  • 2015/07/22 16:33
  • 1/2ページ

 日立製作所は、賛否が分かれる議題に対し、大量のテキストデータを解析することで、肯定的もしくは否定的な意見の根拠や理由を英語で提示する技術を開発した(ニュースリリース1)。人やコミュニティーに重要と考えられる健康や経済、治安などの価値に着目し、世の中の事象とそれぞれの価値との相関関係を用いて、大量のニュース記事から、より確実性の高い根拠や理由を抽出する。

 複数の価値を基準にすることで、ひとつの側面に偏ることのない根拠や理由を提示できるという。日立は、今回の技術を、人とコンピューターの論理的な対話を可能とする人工知能の実現に向けた基礎技術と位置づけている。将来、企業が持つ文書や公開されているレポート、病院の電子カルテなどを解析し、業務を支援するデータや意見を生成するシステムへの応用が期待されるとする。

 日立によれば、テキストデータを活用した人と論理的な対話が可能な人工知能の開発は、テキストデータにおける事象の持つ価値や、それらの相関関係を抽出することが難しいため、その実現はこれまでは困難と考えられていた。今回、日立は、2014年に開発した「電子カルテから病態や病気の部位などの指定された情報を高精度で抽出する技術」(当時のニュースリリース2)に、今回新たに開発した技術を組み合わせることで、与えられた議題に対して、大量のニュース記事を解析し、より確実性の高い根拠や理由を英語で提示できるようにした。

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