サイバネットシステムは、医用画像診断支援プラットフォーム「INTAGE Station」の販売を2015年7月1日に開始した。同製品を使用することで、内臓脂肪や肺疾患状況などの状況を手軽に3D画像で患者に示したり、疾患発見能力を高めたりといった医師の要望に応えられるとする。

 INTAGE Stationは、MRIやX線CT装置といった画像診断装置などから得られたDICOM(医用画像の保存、通信方法を定めた国際標準規格)データが保持する情報に基づき、計測処理・画像解析処理・データ出力を実行。その上で2次元または3次元画像として処理、疾病・病態に関する判断や評価、診断における参考情報を提供する。

 3次元データ編集機能により3Dプリンター用データの出力も可能。これらは患者一人ひとりにマッチするオーダーメード医療部材への高まりを受け装備したという。

INTAGE Stationの使用イメージ
INTAGE Stationの使用イメージ
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