竣工式の様子(出所:京セラTCLソーラー)
竣工式の様子(出所:京セラTCLソーラー)
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 京セラと東京センチュリーリースは6月29日、京都市に出力約23MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「京都・伏見メガソーラー発電所」を建設すると発表した。関西で最大クラスの規模とする。6月28日に起工式を開催した。

 両社が共同出資するSPC(特定目的会社)の京セラTCLソーラー(東京都千代田区)が発電事業者となる。出資比率は、東京センチュリーリースが81%、京セラが19%となっている。

 京都市伏見区醍醐陀羅谷のゴルフ場「京都国際カントリー倶楽部」の跡地に建設する。稼働後の年間発電量は、一般家庭約8100世帯分の消費電力に相当する、約2万6312MWhを見込んでいる。

 2017年9月に発電を開始する予定で、関西電力に売電する。

 設計・施工は、三井住友建設が担当する。太陽光パネルは、京セラ製の多結晶シリコン系を採用し、出力270W品を約9万枚並べる。パワーコンディショナー(PCS)は、日立製作所製を採用する。