「パシフィコ・エナジー古川メガソーラープロジェクト」の完成予想図
「パシフィコ・エナジー古川メガソーラープロジェクト」の完成予想図
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 東洋エンジニアリングは6月23日、太陽光発電のデベロッパーであるパシフィコ・エナジー(東京都港区)が宮城県大崎市に開発している「パシフィコ・エナジー古川メガソーラープロジェクト」のEPC(設計・調達・施工)サービスを受注したと発表した。

 同プロジェクトは、ゴルフ場の跡地を賃借し、太陽光パネル容量56.87MW、連系容量40.3MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)を建設するもので、2016年末の完成を予定している。発電電力の全量を東北電力に販売する。太陽光パネルは、中国トリナ・ソーラー製、パワーコンディショナー(PCS)は米GE(ゼネラルエレクトリック)製を採用する。

 米バージニア・ソーラー・グループと海外資本のサウス・ウインド・ツー合同会社の出資により設立された「パシフィコ・エナジー古川合同会社」が事業会社となる。パシフィコ・エナジーは、バージニア・ソーラー・グループの傘下で、米大手エネルギー・不動産関連企業のJamiesonグループに属す。

 パシフィコ・エナジーが開発し、東洋エンジニアリングがEPCを担当するメガソーラープロジェクトは、岡山県久米南町(32MW)、同県美作市(42MW)、宮崎市(96MW)の案件に続き、古川メガソーラープロジェクトで4件目となる(いずれもパネル容量)。