太陽光パネル以外の関連機器から監視・制御システムまで提供(出所:シュナイダーエレクトリック)
太陽光パネル以外の関連機器から監視・制御システムまで提供(出所:シュナイダーエレクトリック)
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 フランスの重電大手のシュナイダーエレクトリックは6月16日、フィリピンにおいて、合計出力100MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)向けの発電システムを供給すると発表した。

 太陽光パネル以外の発電システムや関連サービスを、同社が一括して供給する。関連機器を統合して提供することで、発電システムの設計や設置後の検証の手間を最小化できる。

 同社は、フィリピンで2015年3月に稼働した出力30MWのメガソーラーに、発電システムを供給した。この実績が、今回の受注につながったと強調している。

 パワーコンディショナー(PCS)、接続箱、監視・制御システム、リングメインユニット、中圧用開閉器、中央制御装置などを供給する。いずれも、連系するNational Grid Corporation of the Philippines社が定めた系統連系要件(grid code)を満たしているとする。

 メンテナンスも受注しており、発電開始後の10年間、フィリピンの現地法人が担当する。