米Fairchild Semiconductor社は、外形寸法が3.3mm×3.3mm×1mmと小さい16端子LGAパッケージに封止した6軸慣性測定ユニット(IMU)「FIS1100」を発売した。3軸のMEMS角速度センサー(ジャイロスコープ)と、3軸のMEMS加速度センサーのほか、モーション処理用コプロセッサー「AttitudeEngine」を1パッケージ封止した。さらに同社は、9軸測定に向けたソフトウエア「9軸センサーフュージョン(XKF3)」を用意した。このソフトウエアをホストマイコンに搭載し、発売したIMUのほかに3軸地磁気センサーを外付けすれば、従来品に比べて約1/10の消費電力で9軸のモーション検出が可能になるという。スポーツ/フィットネス機器や、ウエアラブル機器、ヘルスケア機器、携帯型ナビゲーション端末、自律ロボットなどに向ける。
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