奈良県奈良市のグループ会社の工場の隣接地に立地(出所:積水化成品工業)
奈良県奈良市のグループ会社の工場の隣接地に立地(出所:積水化成品工業)
[画像のクリックで拡大表示]

 発泡樹脂メーカーの積水化成品工業は5月12日、奈良県奈良市にある、出力1.250MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「積水化成品 奈良太陽光発電所」を開所したと発表した。3月31日に発電を開始していた。

 オリックスの100%子会社であるORソーラー・セブン(東京都千代田区)と建設した。奈良市上深川町にある、グループ会社の積水技研(兵庫県伊丹市)の名阪小倉工場の隣接地に立地する。

 面積1万7900m2の土地に、4900枚の太陽光パネルを並べた。年間発電量は、一般家庭約370世帯分の消費電力に相当する、133万3000kWhを見込んでいる。

 積水化成品工業では、大分県中津市にある自社工場内の出力1.6MWの「積水化成品 九州太陽光発電所」に続く、2カ所目のメガソーラーの稼働となった。

 EPC(設計・調達・施工)サービスや、O&M(運用・保守)はシャープが担当している。太陽光パネル、パワーコンディショナー(PCS)はシャープ製を採用した。