大手太陽光パネルメーカーのハンファQセルズは4月20日、米国の再生可能エネルギー事業者のネクステラ・エナジー・リソーシズ(NextEra Energy Resources)と、出力1.5GW以上の太陽光パネルの供給契約を締結したと発表した。

 ネクステラ・エナジー・リソーシズは、米国で第2位の電力会社、米ネクステラ・エナジーの子会社である。

 2015年第4四半期からの1年間に供給する。納入先は、ネクステラ・エナジー・リソーシズや関連企業となる。

 供給する太陽光パネルは、独自のセル技術を応用した「Q.PLUS」で、業界の標準的な製品に比べて発電量が多いとしている。マレーシアと韓国の工場で製造し、供給する。

 ハンファQ セルズでは、大型の供給契約の背景として、2015年2月にハンファQセルズとハンファソーラーワンという、傘下の二つの太陽光パネルメーカーが合併し、太陽電池セルの生産能力が世界最大規模となったことを挙げている。