オリックスと中電工は4月16日、岡山県玉野市で出力4.669MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「東野崎太陽光発電所」の建設を開始すると発表した。

 発電事業者は、両社による合弁のSPC(特定目的会社)であるOCソーラーとなる。出資比率は、オリックスが70%、中電工が30%。両社は、2014年3月に、中国地方における太陽光発電事業の推進で提携しており、今回が第1弾となる。

 建設地は、塩を製造・販売するナイカイ塩業(岡山県倉敷市)が所有する、玉野市東野崎の遊休地となる。

 敷地面積は5万4464m2で、1万8676枚の太陽光パネルを並べる。

 5月7日に着工し、2016年3月に発電を開始する予定。稼働後の年間発電量は、一般家庭約1550世帯分の消費電力に相当する、558万kWhを見込んでいる。

 施工は中電工が担当し、太陽光パネルは東芝製、パワーコンディショナー(PCS)は東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製を採用した。