中国の太陽光パネルメーカー大手であるインリー・グリーンエナジー・ホールディングは4月7日、米国ニュージャージー州の3カ所のメガソーラー(大規模太陽光発電所)に、合計出力15.5MWの太陽光パネルを供給すると発表した。

 米国の太陽光発電開発事業者であるMarina Energy社に納入する。Marina Energy社は、同州のエネルギー関連企業のSouth Jersey Industries社の100%子会社である。

 Marina Energy社は、インリー製の多結晶シリコン型太陽光パネル「YGE-U」シリーズを採用した。YGE-Uは、高耐久性を特徴とするとしている。

 出力10MWの「Frankford Solar」、出力3.5MWの「Holland Solar」、出力2MWの「Brickyard Solar」を建設し、いずれも2015年第3四半期に稼働を開始する計画。

 稼働後の年間発電量は、現地の一般的な家庭約2000世帯の消費電力に相当する、約1750万kWhを見込んでいる。