ベネフィットワン・ヘルスケアは、成果に応じてポイントを付与する成果連動型の保健指導サービスを2015年6月に開始する。同社が提供する特定保健指導「ハピルスチェンジ」に、新プログラムとして追加する。

 ハピルスチェンジは、国民健康保険組合や健康保険組合などの保険者に対し、メタボリックシンドロームの予防や改善を促す指導プログラム。今回開始する成果連動型の保健指導サービスでは、サービス受診者の生活改善成果に応じたインセンティブとして「健康ポイント」を付与。参加者のモチベーションと成果の向上を図る。

 健康ポイントは、特定保健指導中の「体重および生活改善の記録回数」、前回の健診結果と特定保健指導後の健診結果の「体重減少率5%以上」を達成することで最大1万ポイント(1ポイント=1円)を付与。達成した成果ごとに付与され、たまったポイントは7000点以上の商品から市場価格より安価に交換できる。

 保健指導の期間を6カ月から12カ月に延長するほか、支援内容についても拡充する。指導終了から次の健康診断までの空白期間をなくし、リバウンドの防止や改善した生活習慣の定着化を目指すという。

 専用Webやアプリにも新しい指導バリエーションを追加する。指導員と意見のやり取りができる「Time Line機能」(アプリのみ)、受診者同士で情報交換ができる「グループSNS機能」、ダイエット運動情報などの動画配信、指導開始時と現在の体形などを比較できる「姿写真比較機能」を利用可能とする。