挨拶するローソンの玉塚氏、その隣は埼玉県のマスコット「コバトン」、その隣はローソンのマスコット「ポンタ」
挨拶するローソンの玉塚氏、その隣は埼玉県のマスコット「コバトン」、その隣はローソンのマスコット「ポンタ」
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挨拶するウイズネットの高橋氏
挨拶するウイズネットの高橋氏
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店内を見て回る玉塚氏(中央)
店内を見て回る玉塚氏(中央)
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「居宅介護支援事業所」(右手)の相談窓口や相談室、さらには「サロンスペース」(奥)を設置
「居宅介護支援事業所」(右手)の相談窓口や相談室、さらには「サロンスペース」(奥)を設置
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開店直後から、入場制限がかかるほどの来店者
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 ローソンとウイズネットは2015年4月3日、高齢者やその家族のサポート機能を充実させた介護拠点併設型店舗「介護(ケア)ローソン」の1号店を埼玉県川口市にオープンした(リリース)。1号店の「ローソン川口末広三丁目店」で同日、オープニングセレモニーと内覧会を開催。ローソン 代表取締役社長の玉塚元一氏やウイズネット 代表取締役の高橋行憲氏が登壇した。

 介護ローソンは、高齢者とその家族の生活をサポートする機能や、高齢者の健康を支援する機能を持たせた新しい店舗モデル(関連記事1同2)。介護事業者がフランチャイズオーナーとなって運営するというユニークな取り組みだ。「アクティブシニアから介護を必要とするシニアまで、幅広い高齢者に対応したサービスを提供する」(ローソン)。1号店のローソン川口末広三丁目店は、埼玉県を中心に介護サービス事業を展開するウイズネットがフランチャイズオーナーを務める。

全社戦略上「非常に重要」

 「画期的で、ローソン全体にとって戦略的に非常に重要な店舗」――。オープニングセレモニーで挨拶した玉塚氏は、1号店についてこう述べた。「コンビニは“街の変化への対応業”だ。高齢化への対応や介護のニーズは高まっており、そこに向けた取り組みの大きな一歩になる。1号店でしっかりと“型”を作り、全国へ展開したい」(同氏)。

 ウイズネットの高橋氏は「もっと地域に密着した介護事業をやりたいと思っていたところ、1年半前にあるテレビ番組を見てコンビニとの連携を着想した」と挨拶。「ほぼすべてのコンビニと話をしたが、地域に根差した展開への意思を最も強く感じたのがローソンだった」と述べた。