英Jaguar社は2015年3月31日、ニューヨークモーターショーで公開する新型「XF」について発表した。2代目となる大型セダンXFは、アルミニウム合金を多用した「Aluminium-Intensive Architecture」構造を採用し、初代の性能を維持しつつ最大190kgもの軽量化を達成した。長いホイールベースで室内空間を広げ、クーペのようなデザインで空気抵抗を減らしている。英国での価格は3万2300ポンド(約574万円、1ポンド=177.7円換算)から。

 車体寸法は全長4954×全幅1880×全高1457mm、ホイールベースが2960mm。全長は従来より7mm短いが、ホイールベースが51mm長くなり、フロントオーバーハングが66mm短くなった。全高も3mm低く、Cd値は初代の0.29から0.26に下がった。室内空間は後席の足回り、肘周り、頭上空間がそれぞれ従来より広がっている。

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