「ソフトバンク大牟田三池港ソーラーパーク」(出所:SBエナジー)
「ソフトバンク大牟田三池港ソーラーパーク」(出所:SBエナジー)
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 ソフトバンクグループで再生可能エネルギー事業などを行う SB エナジー(東京都港区)と三井物産は、3月10日に「ソフトバンク大牟田三池港ソーラーパーク」の営業運転を開始したと発表した。両社が共同で設立した特定目的会社(SPC)「大牟田三池港ソーラーパーク」が事業主体となる。

 「ソフトバンク大牟田三池港ソーラーパーク」は、出力約20MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)で、日本コークス工業(東京都江東区)の所有する福岡県大牟田市四山町の約 22万m2(約22ha)の土地に建設した。出力規模は約 1 万 9600kW(19.6MW)、年間発電量は一般家庭約5570世帯分の年間電力消費量に相当する約2005万kWhを見込む。

 EPC(設計・調達・施工)サービスは、九電工が担当した。太陽光パネルは東芝製、パワーコンディショナー(PCS)は東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製、架台は日本ヒルティ製を採用した。

 SBエナジーと三井物産は2月に、熊本県荒尾市に出力約22.4MWのメガソーラー「ソフトバンク熊本荒尾ソーラーパーク」の運転を開始している(関連記事) 。同発電所と「ソフトバンク大牟田三池港ソーラーパーク」は、一つの連系点を共有するとともに、連系設備の一部を共用している。