米国の太陽光発電開発事業者のSolarCity社は3月16日、分散型の太陽光発電設備と蓄電池、エネルギー制御システムを組み合わせたマイクログリッド関連サービス「GridLogic」の提供を開始すると発表した。全世界で展開する。

 離島や僻地など、既存の大規模な電力網から離れている地域や、セキュリティ上、自立電源を持つ病院、軍事基地などをターゲットとしている。独立型のマイクログリッドとしての運用、上位の電力網と連系させた運用の両方に対応できる。

 SolarCity社によると、マイクログリッドの設計を最適化することで、導入する太陽光発電設備や蓄電池を最小化して初期投資を抑え、投資効率を高めた。

 既存の非常用の電源と太陽光発電システムの組み合わせに比べて、低コストで電力を供給できるという。さまざまな支払い方法や、資金調達に関するオプションも用意している。