KDDIは2015年夏から、自宅で手軽に健康をチェックできるセルフ健康チェックサービス「スマホ de ドック」を提供する。第1弾として、自宅での自己採血による血液検査サービスを提供。今後、「検査項目を増やしたり、他の検査を導入したりし、(健康について)行動変容しようとしている人を支援するサービスと一体化したプラットフォームを作る」(KDDI 新規ビジネス推進本部 担当部長の岩崎昭夫氏)。2015年3月16日に東京都内で記者会見を開催した。

左から順に、KDDIの岩崎氏、リージャー 代表取締役社長の長谷川重夫氏、リージャー 微量血液分析研究所 所長の大澤進氏
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 スマホ de ドックは、専用の在宅検査キットと、スマートフォンやパソコンで検査結果を確認できるウェブサービスを組み合わせたもの。健康診断を受ける時間が取れない消費者などをターゲットに、自宅で手軽に健康チェックを行えるようにする。地方自治体や健康保険組合を介した販売(BtoBtoC)と、個人消費者向けの直接販売(BtoC)の2通りで提供する。