スント アンビット3・ラン(左からブラック、ホワイト、ライム)
スント アンビット3・ラン(左からブラック、ホワイト、ライム)
[画像のクリックで拡大表示]
ムーブスカウント・アプリでスマホと連携する
ムーブスカウント・アプリでスマホと連携する
[画像のクリックで拡大表示]

 アメアスポーツ ジャパンは、同社が取り扱うフィンランドのスポーツウォッチブランド「スント」の新製品として、「スント アンビット3・ラン」を2015年3月20日に発売する。

 スント アンビット3・ランは、ニューイヤー駅伝の上位選手や、箱根駅伝のシード校選手たちから高い評価を得ている「スント アンビットシリーズ」の中で、ランナーに特化したモデルの最新版。GPSを搭載し、ランニング時の移動の軌跡、速度、距離の表示が可能なほか、内蔵のモーションセンサーによりランニングケイデンス(着地歩数)を計測できる。

 スントが運営する無料のスポーツコミュニティサイト「Movescount.com(ムーブスカウント・ドット・コム)」から専用アプリの「Suunto App(スント・アプリ)」を入手し、直接スント アンビット3・ランにインストールすることで、記録中に理想的なランニングペースを教えてくれる機能を搭載。例えば、サブ4(フルマラソンを3時間台で走ること)を目指すランナーのために、スタートから15kmまでを5分/キロペース、30kmまでを5分30秒/キロペースといったように、ペース配分を分かりやすく案内してくれるという。

 その他、ランニングコーチの青山剛氏の監修により、ランニングピッチを教えてくれる機能やトレーニングに役立つ内容を網羅するなど、日本独自の各種ソフトを開発した。これらは3月20日よりムーブスカウント・ドット・コムより無料で入手可能となる。

 省電力の近距離無線通信機能「Bluetooth Smart」を搭載。データの閲覧・分析などができるスマートフォン(スマホ)の専用ソフト「Movescount App(ムーブスカウント・アプリ)」は2015年3月にiOS用、4月にAndroid用をリリースする。記録データをスマホからムーブスカウント・ドット・コムに転送・保管しておけば、いつでも閲覧が可能になる。記録データを約70秒の3Dアニメーション「SUUNTO MOVIE」として楽しむこともでき、ムービーはそのままFacebookなどのSNSに投稿可能だという。

 カラーはブラック、ホワイト、ライムの3色。通常モデルと心拍計測ベルト付きモデルの2種類をそろえた。ベルトの素材はシリコン(ブラックのみウレタン)、重さは70gで、5気圧(50m)の防水性能を備える。価格は通常モデルが39000円、心拍計測ベルト付きモデルが45000円(ともに税抜き)。