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トヨタを猛追、好業績の独VWが抱く不安

  • 山崎 良兵
  • 2015/03/02 20:38
  • 1/2ページ
「Golf」を生産するVolksWagen社の工場
「Golf」を生産するVolksWagen社の工場
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 「2014年の業績は満足できるものだった。経済環境は厳しかったが、我々はゴール(目標)を達成できた」。ドイツ大手のVolkswagen社(以下VW社)の会長であるMartin Winterkorn氏は、2015年2月27日に発表した同社の2014年12月期の決算について、こうコメントした。

 売上高は2013年12月期と比べて3%増の約2025億ユーロ(約27兆1400億円)、営業利益は9%増の約127億ユーロ(約1兆7000億円)、純利益は20%増の約108億ユーロ(約1兆4500億円)だった。

 グローバル販売を順調に伸ばした。VW社の2014年の販売台数は前年比5%増の約1022万台。トヨタの約1023万台には及ばなかったが、VW社として初めて1000万台を突破した。とりわけグループの高級車ブランドである「Audi」や「Porsche」の販売が2ケタ成長を実現。利益率の高い高級車の販売増を背景に、2014年12月期のVW社の売上高営業利益率は6.3%(前の期は5.9%)にまで高まった。

 売上高では、ライバルであるトヨタ自動車の2015年3月期の予想(27兆円)を上回る。利益面では、トヨタが予想する営業利益(2兆7000億円)と純利益(2兆1300億円)に及ばないが、VW社の利益率は向上している。

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