ファンドクリエーションも17億円を完売

 また、ファンドクリエーショングループも2月に3つの太陽光発電ファンドの総額17億1000万円が完売したと発表した。

 ファンドの概要は以下の通り。「三重芸濃ソーラーファンド」(津市、出力1.071MW、募集総額4億4000万円、販売顧客9件)、「栃木益子ソーラーファンド」(栃木県益子町、出力1.664MW、募集総額6億7000万円、販売顧客8件)、「熊本明徳ソーラーファンド」(熊本市、出力1.412MW、募集総額6億円、販売顧客16件)。いずれも匿名組合出資によるSPCが発電事業者となる。

 同社は、2014年時点で15件の太陽光ファンドを手掛けおり、今後も引き続き、組成を進めていくとしている。

 接続保留問題により、太陽光発電事業の先行きに不透明感が増す中、ファンドを通じたメガソーラーを投資対象とした直接金融については、引き続き、順調な販売状況を維持しているようだ。