パーク24とトヨタ自動車は、2015年4月10日から9月末までの約6カ月間、トヨタの「i-ROAD」を使ったカーシェアリング・サービスの実証実験を東京都心部で実施すると発表した。i-ROADはトヨタがパーソナルモビリティと呼ぶ、超小型電気自動車(図1)。

図1 トヨタのi-ROAD
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 パーク24が展開するカーシェアリングサービス「タイムズカープラス」の法人会員と、ポイントプログラム「TCPプログラム」の2ステージ以上の個人会員が利用できる。タイムズステーション有楽町イトシアでi-ROADを貸し出し、同所のほかタイムズ駒形第2ステーション、タイムズ東京ドームホテルステーション、タイムズ東京タワーサイド第2ステーション、タイムズパレットタウンパーキングステーションの5カ所で返却できるワンウェイサービスとなる(図2)。

図2 東京都心部の返却可能ステーション
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 5台のi-ROADが用意され、同会員向けウェブ予約画面から空き状況を確認し予約する。利用料金は15分412円(税込)、利用時間は最長2時間半まで。パーク24は「新たな移動手段として定着する可能性のある超小型モビリティを、実証実験でより多くの人に体感してもらいたい」としている。