2015年度・太陽光（10kW未満）の委員長案(出所：経済産業省）
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2015年度・太陽光（10kW以上）の委員長案（出所：経済産業省）
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2月24日に今年4回目の調達価格等算定委員会が開催され、2015年度の調達価格（買取価格）について、委員長案が示され、全委員が了承した。太陽光は1kWh当たり2～5円の引き下げ、そのほかの再生可能エネルギーは据え置きとなったほか、木質バイオマスで別区分を設けた。
委員長案では、10kW以上の太陽光は4月1日～6月30日まで29円／kWh、7月～2016年3月までが27円／kWhとなった。10kW未満の住宅用太陽光については、出力制御対応機器の設置義務のない東京電力、中部電力、関西電力管内では33円／kWh、同機器の設置を義務付けられたその他の電力会社管内では35円／kWhとなった。
また、間伐材など未利用木材を燃料に使う木質バイオマスについて、2000kW未満を別区分化し、調達価格を40円／kWhとした。2000kW以上の未利用木質バイオマスの調達価格である32円／kWhよりも高めに設定することで、普及を促すことにした。
