営業運転を始めた「入釜太陽光発電所」(出所:三菱マテリアル)
営業運転を始めた「入釜太陽光発電所」(出所:三菱マテリアル)
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 三菱マテリアルは1月23日、宮城県栗原市にある同社グループ社有地に建設した「入釜太陽光発電所」が営業運転を開始したと発表した。太陽光パネルの出力容量は8.786MW、送電出力は6.93MWとなる。

 同社と三菱UFJリースが折半出資したエルエムサンパワー(東京都千代田区)が発電事業者となる。EPC(設計・調達・施工)サービスは、千代田化工建設が担当した。太陽光パネルはソーラーフロンティア製のCIS化合物型、パワーコンディショナー(PCS)は東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製を採用した。

 三菱マテリアルグループは、社有地4カ所を活用して太陽光発電所の建設を進めており、入釜太陽光発電所が4カ所目となる。1カ所目の「真壁太陽光発電所」(茨城県桜川市)は2013年12月18日から、2カ所目の「福井太陽光発電所」(福井市)は同年12月27日から、3カ所目の「鳥越太陽光発電所」(福岡県苅田町)は2014年4月25日から、それぞれ営業運転している。4カ所合計の総出力は約16.4MWとなる。