出力約40MWのメガソーラー「水戸ニュータウン・メガソーラーパーク」(出所:日経BP)
出力約40MWのメガソーラー「水戸ニュータウン・メガソーラーパーク」(出所:日経BP)
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テープカットの様子(出所:日経BP)
テープカットの様子(出所:日経BP)
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敷地内で6万6000Vに昇圧(出所:日経BP)
敷地内で6万6000Vに昇圧(出所:日経BP)
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 再生可能エネルギー発電事業者のジャパン・リニューアブル・エナジー(東京都港区)は2月6日、茨城県水戸市と城里町にまたがる土地にある、出力約40MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「水戸ニュータウン・メガソーラーパーク」の竣工式を開催した。

 稼働済みのメガソーラーとしては、東日本で最大の出力規模となる。年間発電量は、一般家庭約1万2000世帯の消費電力に相当する量を見込んでいる。

 ジャパン・リニューアブル・エナジーは、米ゴールドマン・サックス・グループと、森トラスト・ホールディングスの森章社長が設立したMAプラットフォーム(東京都港区)による合弁会社の傘下の企業である。

 発電事業者は、ジャパン・リニューアブル・エナジーの子会社のSPC(特定目的会社)となる。

 住宅団地として開発された水戸ニュータウン内の未利用地のうち、約50万m2の土地に、15万6840枚の太陽光パネルを並べた。

 導入した太陽光発電システムの最大の特徴は、パワーコンディショナー(PCS)が出力した電力を、PCSに隣接した昇圧器で2万2000Vまで昇圧した後の送電方法にある。