オリックスと九電工は2月2日、熊本県宇城市で、出力11. 081MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)の建設を開始したと発表した。2016年9月に稼働を開始する予定としている。
発電事業者は、両社の合弁によるSPC(特定目的会社)である、ソーラーファーム松橋となる。出資比率は、オリックスが60%、九電工が40%。
宇城市松橋町の約14万5780m2の土地に、4万3456枚の太陽光パネルを設置する。
稼働後の初年度の年間発電量は、一般家庭約3175世帯分の消費電力に相当する、1143万5400kWhを見込んでいる。
施工や保守・管理は、九電工が担う。太陽光パネルはHanwha SolarOne社製、パワーコンディショナー(PCS)は東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製を採用した。