ローソンとツルハホールディングスは、生活サポートや健康サポートの機能を高めた新店舗モデルを共同展開することに合意し、業務提携を結んだ。これに基づき、ローソンはツルハホールディングスグループのツルハとフランチャイズ契約を締結。1号店「ローソンツルハドラッグ仙台五橋店」(仙台市)を2015年2月5日に開店し、2017年度末までに100店舗の出店を目指す。
提携内容は大きく三つある。(1)ヘルスケア強化型コンビニの共同展開、(2)新しい商品やサービスの開発と登録販売者の育成、(3)店舗物件情報の相互共有や商品相互供給などの検討、である。
ローソンはかねて、高齢化や健康意識の高まりといった社会変化に対応した、次世代コンビニの開発に取り組んできた。2003年に調剤薬局併設店舗「ファーマシーローソン」を開設し、2009年にはOTC(一般用)医薬品の販売を始めた。現在、調剤薬局やドラッグストアなど8社と提携し、100店舗以上で医薬品を取り扱っている。