BluetoothとNFCを搭載する上腕式血圧計「HEM-7280C」
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専用アプリ「からだグラフ」の画面イメージ
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 オムロン ヘルスケアは2015年1月26日、同社の家庭用血圧計としては初となるBluetoothとNFCを搭載した上腕式血圧計「HEM-7280C」を発表した。市場想定価格は1万5800円前後(税別)、2015年2月6日に発売する。

 近距離無線通信技術のBluetoothとNFCを使って、測定した血圧データをiPhoneやAndroidスマートフォンへ簡単に転送できる。転送データは、健康サポートサービス「ウェルネスリンク」を活用して、スマートフォン専用アプリ「からだグラフ」で管理・確認が可能だ。通信トレイ「HHX-IT4」(別売)を使えば、USBケーブル経由で測定データをパソコンへ転送して管理することもできる。

 カフ(腕帯)は、腕にフィットする構造の新技術を追加した「フィットカフ」を採用。腕の全周をカバーする形状の空気袋をカフに内蔵し、カフが左右に回転しても血管をきっちり圧迫できるため、巻き方による測定誤差を軽減できるとしている。また、本体は丸みを帯びたコンパクトなデザイン。カラーはダークネイビー。

 バックライト付きのブラック液晶画面を搭載することで視認性を向上。さらに、測定の開始/停止時に使用する「測定/停止」スイッチの周辺には青く光るLEDを備えるため、暗い部屋でも利用できる。

 バッテリーは単3形アルカリ電池×4本で、約300回の測定が可能。本体サイズは幅115×高さ86×奥行き145mm、重さは約365g(電池含まず)。腕帯のほかに専用ACアダプタや収納ソフトケースなどが付属する。

 なお、液晶バックライトが無く、測定人数が異なる「HEM-7270C」も同時に発売する。こちらの想定価格は1万3800円前後(税別)となる。