フィットネス分野向けにリストバンド型、クリップ型など様々なウエアラブル端末を開発・販売する米Fitbit社は2015年1月22日、メディア向けの説明会を開催。同分野の市場動向や日本でのプロモーション展開について解説した。

写真1●Fitbit社のVice President & General Manager, Asia PacificのYolanda Chan氏
写真1●Fitbit社のVice President & General Manager, Asia PacificのYolanda Chan氏
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 説明会の後半、発売間近と噂される米Apple社の腕時計型ウエアラブル機器「Apple Watch」にどのように対抗するのかという質問が会場から出た。Fitbit社Vice President & General Manager, Asia PacificのYolanda Chan氏(写真1)はこれに対し、「私たちは過去7年間にわたってヘルス&フィットネス分野に100%注力し、製品開発に取り組んできた。シリコンバレーには人間の体の動きを熟知した数多くのエンジニアがいる。その軸がブレることはないし、これからも製品の革新、ローカライズを含めたサービスの改善を進めていく」と回答。iPhoneの“アクセサリー”として様々な機能を提供すると見られるApple Watchと比較して、ヘルス&フィットネスに特化した自社製品の優位性を力説した。