FRP架台を採用した(出所:宮地エンジニアリンググループ)
FRP架台を採用した(出所:宮地エンジニアリンググループ)
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 橋梁などの建設で知られる宮地エンジニアリンググループは1月16日、長野県松本市の出力約 1.995MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「宮地エンジニアリング松本発電所」が、発電を開始したと発表した。

 子会社の宮地エンジニアリングがメガソーラーを開発した。松本市波田にある、宮地エンジニアリングの保有地に立地する。

 面積は約3万m2で、太陽光パネル7980枚を設置した。年間発電量は、一般家庭約550世帯分の消費電力に相当する、約261万1000kWhを見込んでいる。

 EPC(設計・調達・施工)サービスは、カネトモ(長野県茅野市)が担当した。カネトモは、京セラの子会社の京セラソーラーコーポレーション(京都市)の販売代理店を務める企業。

 太陽光パネルは京セラ製、パワーコンディショナー(PCS)はドイツSMAソーラーテクノロジー製の500kW機を採用した。

 架台は、AGCマテックス(神奈川県相模原市)製のガラス繊維強化プラスチック(FRP)架台を採用した。AGCマテックスは、旭硝子の子会社。