ハンファQセルズジャパン(東京都港区)は1月15日、大分県杵築市の出力約24.47MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「ハンファソーラーパワー杵築」の竣工式を開催した。
大分県杵築市山香町の約29万9940m2の山林に立地する。かつて、ゴルフ場の建設が計画されていた土地だったが、建設には至らず、メガソーラー用地として活用した。
建設にあたり、林地開発のほか、一部、農地転用している。
本格的な土地造成をせず、山の起伏などはそのままに、約10万枚の太陽光パネルが覆う様子は圧巻である。
発電事業者は、ハンファQセルズジャパンと、韓国ハンファエナジーの合弁によるSPC(特定目的会社)「ハンファソーラーパワー杵築」(大分県杵築市)となる。ハンファエナジーは、韓国ハンファQセルズの子会社の発電事業者。
総工費は約64億円で、太陽光発電システムは、三井住友ファイナンス&リース(東京都港区)、NECキャピタルソリューション、大分銀行によるリースとした。
年間発電量は、一般家庭約7190世帯の消費電力に相当する、約2500万kWhを見込んでいる。