出力7.786MWのメガソーラー「鹿児島県鹿屋市串良発電所」(出所:オリックス、九電工)
出力7.786MWのメガソーラー「鹿児島県鹿屋市串良発電所」(出所:オリックス、九電工)
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 オリックスと九電工は12月11日、鹿児島県鹿屋市の出力7.786MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「鹿児島県鹿屋市串良発電所」の稼働を開始したと発表した。12月1日に発電を開始した。

 両社の合弁によるSPC(特定目的会社)である、Kクリーンエナジー(鹿児島県枕崎市)が発電事業者となる。

 出資比率はオリックスが70%、九電工が30%で、鹿児島県枕崎市の出力8.218MWの「枕崎市枕崎空港跡地第一発電所・第二発電所」(メガソーラー探訪の関連記事)に続く2カ所目のメガソーラーの稼働となった。

 敷地面積は約8万9480m2で、初年度の年間発電量は、一般家庭約2280世帯分の消費電力に相当する、821万2700kWhを見込んでいる。

 EPC(設計・調達・施工)サービス、O&M(運用・保守)は九電工が担当する。太陽光パネルはハンファQセルズ製で、3万1780枚を設置した。パワーコンディショナー(PCS)は東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製を採用した。