すでに稼働した42.9MWの「ソフトバンク鳥取米子ソーラーパーク」(出所:SBエナジー)
すでに稼働した42.9MWの「ソフトバンク鳥取米子ソーラーパーク」(出所:SBエナジー)
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 ソフトバンクグループで再生可能エネルギー事業などを行うSB エナジー(東京都港区)と三井物産は12月10日、静岡県浜松市でメガソーラー(大規模太陽光発電所)「ソフトバンク浜松中開ソーラーパーク」を設置し、共同で発電事業に乗り出すと発表した。2016 年度中の運転開始を目指す。

 「ソフトバンク浜松中開ソーラーパーク」は、静岡県浜松市西区の約53 万1000 m2(約53.1ha)の土地に設置する。出力規模は約43.4MWで、年間発電量は約5392 万4000kWhと、一般家庭約1 万4979 世帯分を見込んでいる。

 SB エナジーと三井物産が折半出資で設立する「浜松中開ソーラーパーク株式会社」が運営する。EPC(設計・調達・施工)サービスは東芝が担当する。太陽光パネルは東芝製、パワーコンディショナー(PCS)は東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製を採用する。

 SBエナジーは、出力規模40MWを超えるメガソーラーとして、「ソフトバンク鳥取米子ソーラーパーク」(約42.9MW)をすでに稼働している。このほか、公表ベースでは2015年に北海道勇払郡安平町で出力約111MWのメガソーラーが運転を始める予定で、「ソフトバンク浜松中開ソーラーパーク」はそれに次ぐ規模になる。