オートインサイト代表の鶴原吉郎氏は、自動車のパワートレーンの動向について「2020年まではエンジンの改良が主流になる」との見通しを示した。主な改良点として欧州市場ではガソリンエンジンのダウンサイジングやディーゼルエンジンの改良、米国市場では直噴化とアイドリングストップ機能の追加、自動変速機(AT)の多段化、中国市場では米国と同様に直噴化、アイドリングストップ機能の追加、ATの多段化を挙げた。鶴原氏は「エンジンの改良でも、(燃費性能は)かなりの水準までいく」と語った。
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